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霊の尾形ちゃんはさっきみたいに 俺達に金縛り(？)をかけたいようだったが
Aちゃんにしかられたからか 今は動か(け？)ないようだった
膝上の尾形ちゃんを睨んだり、明日子ちゃんに じっと目線を向けたり
自分も構ってほしいとでもいうように Aちゃんに頭をすりつけている
(・・・霊みたいだけど あれ感触とか あるのかな？？？)
とりあえず 輪の中に入りそびれた俺は
「っきゃ！ 尾形ちゃんてば Aちゃんのこと ”俺の”だって！！
前世の尾形ちゃんにこの姿見せてあげたい！！
あんなクールで決め顔してた 尾形ちゃんに見せてあげたい！！」
「白石 やかましい！！ お前は後で 殺す！！」
「くぅ〜ん」
いつものように その場の空気を軽くしようとしてみた
でも修羅場はやっぱり続いていて、Aちゃんは どうしたものかと
困っているみたいである
そうこうしているうちに 尾形ちゃんがAちゃんと目線を合わせるように顔をあげる
すっとAちゃんの左頬に手を添えた
「俺は・・・ お前がいなくなったら、
死ぬ 」
「「「「 ！ 」」」」
尾形ちゃんの 問題発言！！
いや、これはある意味 告白か！！？
そしてAちゃんの左手の薬指を眺め すっとその指をなでた
(・・・あ、コレ 指輪のサイズ確かめてるよね(汗))
杉・明・A「？？？」
「・・・冗談じゃない。 お前がここに一緒に住まないなら 俺は死ぬ
生きていけない
お前無しで すごしていられない
空気が吸えない
死ぬ
お前に ”もて遊ばれて捨てられた” と 遺書を残して 死んでやる
・・・後、とり憑く」
Σ 尾形ちゃぁーーーーーーんっ！！？
つい心の中でつっこんだ
杉元や明日子ちゃんまでもが「うわぁ」という顔をし
それを言われた本人であるAちゃんは 頬をひきつらせている
尾形百之助・・・そこに 前世でのプライドはみじんもない
(そして本当に霊が もう一体増えることになりそうだ)
ただただ目の前の まだ成人もしていない少女に もてる愛の言葉をつぶやいていく成人男性
そして どのくらい時間がたったのだろうか
短いようで長い時間
Aちゃんが 口を開いた
その言葉はゆっくりと、だが ハッキリと
「いや、無理です」
お断りの言葉
この状況で凄い！ 男らしい・・・！！！
「ぴゅう〜♪」
Σ ゲフッ！(ゴミ箱が飛んだ)
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ソラノ(プロフ) - とりあえず 11月から 日常編？のような感じでかけたら幸いです (2019年10月31日 2時) (
レス) id: 0026594e4c (このIDを非表示/違反報告)
ロア(プロフ) - ソラノさん» いえいえ、前作の人魚のお話から読んできましたがとても楽しみに見させて貰ってます(*´▽｀*)お体に無理の無いようにお過ごしくださいね！ (2019年10月25日 2時) (レス) id: 148e7f1d83 (このIDを非表示/違反報告)
ソラノ(プロフ) - Σ は、反応があった！！！ 有難うございます！！！ とりあえず出会い編はそろそろ終わらせて 前世へ主人公の意識が飛ぶ話とか、同棲してからの話しとかそろそろ展開変えたないなぁ〜とか思ってます！ 有難うございます！！！ (2019年10月24日 0時) (レス) id: 0026594e4c (このIDを非表示/違反報告)
ロア(プロフ) - ソラノさん» 楽しみに読んでますよ(*´∇｀) (2019年10月20日 15時) (レス) id: 148e7f1d83 (このIDを非表示/違反報告)
ソラノ(プロフ) - （あ、ちなみにツイッター ネームは 「ソラ」です。すいません） (2019年6月25日 0時) (レス) id: 88162d403a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソラノ | 作成日時：2019年4月8日 4時
