32（夢主視点） ページ32
”何を 言っているんだ この男は？？？”
始めの感想は そのままだった
「あれは おそらく・・・ いや、
明治時代の俺の霊だ。
言ってみれば俺の前世だな」
彼の言った言葉に つい首を傾ける
「は？」と頭に クエスチョンマークが飛ぶ
正直 「中二病でも こじらせましたか？」というような話の内容だったが
現に ”百”という霊はいて、百は目の前の尾形さんそのもので・・・
「お前は前世の記憶がないようだがな。 俺たちは昔・・・前世で出会っていた
だから俺はお前の名を知っているし、お前は昨日 俺と会ったのが初めてだったようだが
俺はずっと・・・
お前を探していた」
そう言って 再び尾形さんの熱い、なんともいえない瞳が自分を直視する
その瞳に見つめられると 何やら胸の奥がムズムズする
なんか・・・ 恥ずかしい？ のだろうか？？？
百にじっと見つめられても 「霊だから」と気にせずに(というか 諦めて？)
過ごしていたけど この人は生きていて・・・
サワレテ −−−
ふと 再び尾形さんの腕がこちらに伸びてきていた
反応が遅れて その手に両頬をとらえられる
アタタカイ −−−
体温ガアル
百の手は いつも空気がかすめるようだった
こんなリアルな感触はない
「A」
「っ」
その言葉も 容易に耳に届く
百とは違い、どうしたらいいか わからなくなる
そのまま尾形さんの顔が近づく
ヤバイ ヤバイ ヤバイ
・・・あれ？
百の時は 私・・・ どうしてたっけ？？？
”ピンポーン”
「・・・・・・・」
この家のインターホンが鳴る音がした
尾形さんの体が数センチ先で 石のように固まる
「お〜い 尾形ぁ〜？」
「あれから Aちゃんの事 進展あったかぁ〜？？？」
「開けろ 尾形〜」
「・・・・・(誰？)」
「・・・・・・・・・・・・・
ちぃぃぃぃぃーーーーっ！！！！(怒)」
Σ 「！！」(びくっ)
これでもかというほどの 舌打ちが耳に響きました
ぎゅっと私を隠すように 急に抱きしめられました
苦しいと思うのと恥ずかしいと思うのとで ちょっとプチパニくりました
「っい！ ちょ！ 尾形さん お客「そんなものいない。ここには俺とAだけだ！！」」
Σ いや 無理だ
現実を見ろ！！
ドンドンドン
「尾形ぁ〜？」
誰？？？
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ソラノ(プロフ) - とりあえず 11月から 日常編？のような感じでかけたら幸いです (2019年10月31日 2時) (
レス) id: 0026594e4c (このIDを非表示/違反報告)
ロア(プロフ) - ソラノさん» いえいえ、前作の人魚のお話から読んできましたがとても楽しみに見させて貰ってます(*´▽｀*)お体に無理の無いようにお過ごしくださいね！ (2019年10月25日 2時) (レス) id: 148e7f1d83 (このIDを非表示/違反報告)
ソラノ(プロフ) - Σ は、反応があった！！！ 有難うございます！！！ とりあえず出会い編はそろそろ終わらせて 前世へ主人公の意識が飛ぶ話とか、同棲してからの話しとかそろそろ展開変えたないなぁ〜とか思ってます！ 有難うございます！！！ (2019年10月24日 0時) (レス) id: 0026594e4c (このIDを非表示/違反報告)
ロア(プロフ) - ソラノさん» 楽しみに読んでますよ(*´∇｀) (2019年10月20日 15時) (レス) id: 148e7f1d83 (このIDを非表示/違反報告)
ソラノ(プロフ) - （あ、ちなみにツイッター ネームは 「ソラ」です。すいません） (2019年6月25日 0時) (レス) id: 88162d403a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソラノ | 作成日時：2019年4月8日 4時
