30（夢主視点） ページ30
尾形さんに 結婚届に名前を書くことを断った
あたりまえである
しかし 納得いかない尾形さん
しばらく 私達の言い合いが続いていた
「っ！！ 何故 俺との結婚が嫌なんだ？
俺と結婚すれば 衣食住が自動的についてきて
お前が望むなら 掃除洗濯さえ しなくていい
学校だって送り迎えしてやる！ 車だぞ？ 歩く必要も電車通勤も不要だ！
買い物だって 俺がしてくる。 お前は必要最低限 外に出なくていい。 むしろ出るな。
出るときは俺がついていく！
遊びに行くなら 俺がサイフがわりだ！
それの何が不満だというんだ？
断る理由などないだろう！！？」
そう言って「さぁ 結婚届に署名しろ」と再び紙を突き付けてくる
もちろん私の答えは ”ＮＯ”
いや、不満でしょう？ 色々 重くて正直 怖い
彼の束縛する気満々な様子に 思わず顔がひきつっているが
彼はそんなこと お構いなしらしい
こういう所も”百”そっくりだと ため息をつきたくなる
私のことが 好きだなんだという割に 私の心はお構いなしなのだ
「何故だ A！？ 俺の何が気に入らない！？」
「まず 人を拉致する時点で 恋愛対象になると思いますかぁ？？？」
当然のことをいっているつもりだが 彼は私を拉致したことは
「お前が逃げようとしたのが悪い」と 堂々といってのけてきた
意味が分からない
言葉が通じない
「私は今 百を呼び出すのに忙しいんです！
あいつが帰ってきたら そんな”たわごと”言ってられなくなりますよ？
本当にあいつ 私以外には 容赦ないんですから！！」
そういうと 彼は「っち」と舌打ちする
何か思うことでもあるのか 考え込んでいるふうもある
「・・・”アイツ”か」
そう一言つぶやくと「アレは確かに面倒そうだな」と髪をなであげている
「神社か？ 寺か？ そんなもんで成仏する”俺”か？・・・くそっ！
なんで 前世の”俺”が霊でいるんだ？」
・・・ん？？？
ふと 彼のつぶやきにひっかかるものがあった
”前世の・・・ 俺？？？”
(そういえば さっきも 「前の俺」とか・・・)
「今の・・・ どういう意味ですか？」
思わず聞き返す
彼もそれに 「ん？」と自分を見てきた
そして 「ああ・・・」と 何か思い出したように私を見下ろした
さっき「百」については 知らないって・・・ ん？
”前世の記憶があるものと ないものの差”
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ソラノ(プロフ) - とりあえず 11月から 日常編？のような感じでかけたら幸いです (2019年10月31日 2時) (
レス) id: 0026594e4c (このIDを非表示/違反報告)
ロア(プロフ) - ソラノさん» いえいえ、前作の人魚のお話から読んできましたがとても楽しみに見させて貰ってます(*´▽｀*)お体に無理の無いようにお過ごしくださいね！ (2019年10月25日 2時) (レス) id: 148e7f1d83 (このIDを非表示/違反報告)
ソラノ(プロフ) - Σ は、反応があった！！！ 有難うございます！！！ とりあえず出会い編はそろそろ終わらせて 前世へ主人公の意識が飛ぶ話とか、同棲してからの話しとかそろそろ展開変えたないなぁ〜とか思ってます！ 有難うございます！！！ (2019年10月24日 0時) (レス) id: 0026594e4c (このIDを非表示/違反報告)
ロア(プロフ) - ソラノさん» 楽しみに読んでますよ(*´∇｀) (2019年10月20日 15時) (レス) id: 148e7f1d83 (このIDを非表示/違反報告)
ソラノ(プロフ) - （あ、ちなみにツイッター ネームは 「ソラ」です。すいません） (2019年6月25日 0時) (レス) id: 88162d403a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソラノ | 作成日時：2019年4月8日 4時
