14 （夢主視点 ↓） ページ14
−− 夢を見た
周りは雪景色で 私はどこかへ向かい 歩いているようだった
ふと何かが川上から流れてくる
人のようだった
私は慌てて川の中に入る
全身が一瞬で凍りつき、必死に男の人の腕をとらえると 陸へと引き上げる
冷たい 冷たい 冷たい このままじゃ 死ぬ！！！
夢なのにリアルな冷たさを感じた
すぐにそのあたりにあった乾木に火をつける
テントを張り、男の人を介抱する
男の人の頬には傷があった
腕も折れていた
服で軍人だとわかった
単独行動？ 近くに仲間がいれば 火の煙で気づいてくれるだろうか？？？
数時間後 男の人が目を覚ます
応急処置は済んだこと
焚火の火で仲間の人が気づいてくれるかもと 現状を話す
男の人は声がでないようだった
じっとこちらを見ていた
そのじとっとした目に耐えられず にっこりと「安心してくださいね」とほほ笑んだ
男は何の反応も見せないように見えた
じっと自分を見据えていた
「・・・ん」
瞳を開けると 見覚えのある天井が見て取れた
夢の中の男の人が(顔がめちゃくちゃ はれてたけど) 昨日会った男の人に似ていたなと
・・・いや
”あれは どちらかというと 「ソレ」にそっくりだった”
思った「ソレ」がさっそく傍に姿を現す
じっと夢の中と同じ瞳が 私を見下ろしていた
(・・・着替えるときくらい 消えてくれないかな)
いつものことながら ため息をつく
相手は幽霊なのだからと 相手にしないことにする
(それにしても、なんだか リアルな夢だったな)
あまり夢の事は覚えているたちではなかったのだが、さっきの夢はよく覚えている
(応急処置とか やけにリアルだった。あんな知識私にはないんだけどな・・・)
いつものように学校へいく支度をする
今日は1時限目は体育だから ジャージで行くことにした
朝食はみそ汁と卵を焼いた
一人で食事をする
「・・・・・」
じっと目線を感じる
食べれるわけじゃないのに じっと人の朝食を見ているソレ
思えば小さい頃は この幽霊にご飯を分けたりしていたが
当然霊が食べれるわけもなく・・・
(いつからこんなに人の食事をみるようになったんだろう こいつ・・・)
霊の口がふと動いた
”タ ベ タ イ”
そう言っているようだった
つい 「食べれないでしょ」と告げると スリスリと甘えてくるようなそぶりを見せた
そんなことしても食えんものは食えん
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ソラノ(プロフ) - とりあえず 11月から 日常編？のような感じでかけたら幸いです (2019年10月31日 2時) (
レス) id: 0026594e4c (このIDを非表示/違反報告)
ロア(プロフ) - ソラノさん» いえいえ、前作の人魚のお話から読んできましたがとても楽しみに見させて貰ってます(*´▽｀*)お体に無理の無いようにお過ごしくださいね！ (2019年10月25日 2時) (レス) id: 148e7f1d83 (このIDを非表示/違反報告)
ソラノ(プロフ) - Σ は、反応があった！！！ 有難うございます！！！ とりあえず出会い編はそろそろ終わらせて 前世へ主人公の意識が飛ぶ話とか、同棲してからの話しとかそろそろ展開変えたないなぁ〜とか思ってます！ 有難うございます！！！ (2019年10月24日 0時) (レス) id: 0026594e4c (このIDを非表示/違反報告)
ロア(プロフ) - ソラノさん» 楽しみに読んでますよ(*´∇｀) (2019年10月20日 15時) (レス) id: 148e7f1d83 (このIDを非表示/違反報告)
ソラノ(プロフ) - （あ、ちなみにツイッター ネームは 「ソラ」です。すいません） (2019年6月25日 0時) (レス) id: 88162d403a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソラノ | 作成日時：2019年4月8日 4時
