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そして再び数年がたった
お前は高校生になり 確実に成長していく
それに俺は 幽霊なのに焦りのようなものを感じていた
何度もさっさと死んで 俺の元へこいと願うが、結局俺は行動をおこせていない
−− 行動しようとすると呪いのように 前世のお前の姿が蘇る
お前の赤い血が広がる
もう笑わない
言葉を発しない
反応しない
”いつかお前は誰かと結婚するのか？
俺はそれを見ているしかないのか？
俺以外の男とともに過ごすお前の姿を 俺は −−−”
イヤダイヤダイヤダ 死ネ 死ネ 死ネ −−−
”そ の 前 に 死 ね ！！”
何度もお前の夢枕に立った
夢の中では お前の心とシンクロできた
お前が小さいときは お前が喜ぶからと花畑や 膝上にお前を乗せて
蝶々を数えたりしてやった
だが 最近のお前は 夢の中でも 俺に冷たい
俺を見つけると 悲しそうに俺を見た
”どうして いじわるばかりするの？”
そう お前は聞いてくる
ああ・・・ 笑わない 笑わない
昔は夢の中でも 笑ってくれたのに 今のお前は俺に笑ってくれない
なぁ 覚えているか？
夢の中で 俺がお前に言った言葉を・・・
”俺が ずっとお前の傍にいてやる”
そういうと 小さかった頃のお前はニッコリと俺に笑ってくれた
お前の額にキスをすると こしょばそうにして 花のように笑う
それが額からいつしか 唇に変わり、俺にショタコンの趣味はなかったはずだが
お前だと思うと 悪くはなかった
だが 今俺がそれをしようとすると お前は拒否をする
逃げるそぶりを見せる
悲しそうに 俺を見つめてくる
俺はお前のそんな顔を見たいわけじゃない
”俺では また・・・ ダメなのか？？？”
お前は目が覚めると 大抵 夢の中の事は忘れていた
俺は毎晩お前の耳元で 呪いに似た 愛をささやくようになった
俺の存在を忘れないよう 毎晩毎晩 暗示をかける
”お前には俺がいる” ”お前には俺がいる” ”他はいらない”
そんなある日、今日もAはバイトかと 俺の精神はAの部屋に降り立った
外は暗く、Aはまだ帰ってきていない
だが いつもとは違う何か奇妙な気配を感じた
懐かしいような・・・ まるで自分がもう一人いるかのような 奇妙な感覚 −−−
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ソラノ(プロフ) - とりあえず 11月から 日常編？のような感じでかけたら幸いです (2019年10月31日 2時) (
レス) id: 0026594e4c (このIDを非表示/違反報告)
ロア(プロフ) - ソラノさん» いえいえ、前作の人魚のお話から読んできましたがとても楽しみに見させて貰ってます(*´▽｀*)お体に無理の無いようにお過ごしくださいね！ (2019年10月25日 2時) (レス) id: 148e7f1d83 (このIDを非表示/違反報告)
ソラノ(プロフ) - Σ は、反応があった！！！ 有難うございます！！！ とりあえず出会い編はそろそろ終わらせて 前世へ主人公の意識が飛ぶ話とか、同棲してからの話しとかそろそろ展開変えたないなぁ〜とか思ってます！ 有難うございます！！！ (2019年10月24日 0時) (レス) id: 0026594e4c (このIDを非表示/違反報告)
ロア(プロフ) - ソラノさん» 楽しみに読んでますよ(*´∇｀) (2019年10月20日 15時) (レス) id: 148e7f1d83 (このIDを非表示/違反報告)
ソラノ(プロフ) - （あ、ちなみにツイッター ネームは 「ソラ」です。すいません） (2019年6月25日 0時) (レス) id: 88162d403a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソラノ | 作成日時：2019年4月8日 4時
