六十 ページ10
狂おしいほどの 狂気の言葉
愛の言葉
愛を紡ぐ言葉
ーーーでも・・・
”救い”ヲ モトメル 悲シイ言葉 −−
彼は私の首の後ろに腕を回し 子供のように笑う
狂気的で だが色っぽい
そして・・・ 今にも泣きだしそうな寂しい瞳
私は心臓がつかまれたように 動けない
彼の瞳は本気だった
本気で私を束縛したいらしい
何が理由でかはわからない
私は彼に 何をしたのだろう？
ここまで思われる 何をした？？？
彼の本気に困惑する
脳裏に悪戯っぽく笑う彼や 布団の上で無邪気に眠っていた彼がよぎる
何度言っても 家にくる彼
「やめろ」といっても 朝には人を抱き枕にしている彼
傷ついた鱗を心配そうに見つめると とても嬉しそうに笑っていた
私が怒っても それでも何度もちょっかいを出してくる
子供のようで でも時々色っぽくて・・・
時々怖くて 暴走して 私では止められなくて
でも いつも私を追いかけてきて・・・
胸がざわつく
なんだろう・・・ 苦しい・・・
そんな目をしないでほしい
そんな目を見たいわけではない
笑って欲しい
いつもの悪戯っぽい笑顔でもいいから・・・
悲しそうに・・・ しないでほしい
拒めば彼は 本気で私を”カンキン”もするし
手に入らないのなら 最悪本当に殺すのだろう
「なぁ・・・ A？」
彼が再び笑う。 その瞳は やはり暗く・・・ 寂しげだった
−−−ドクン
「・・・わ・・・ たしは・・・」
私の言葉を待つ彼
瞳はまだ暗く濁っている
私が何か間違えば 首に回された腕はすぐに私を絞め殺してしまいそうだった
ああ・・・ おちつけ・・・ 私は・・・
「ひゃ・・・ くのすけさんに・・・」
わからない
わからない・・・・
私は あなたに・・・・
そんな目をしないで・・・ 泣きたくなる・・・
−−− ドウシテ？？？
私は・・・ あなたに・・・
” 消えてほしいとは・・・ 思って ・・・ない ”
そう思った時 何かが開けた気がした
何度となく彼に襲われたが 私は・・・
彼が消えたら ”寂しい”
いなくなって欲しいわけではないのだと気づく
私は この人が・・・ ”嫌いじゃない？”
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ソラノ(プロフ) - ちょっと気になるところ修正していきます (2019年1月20日 18時) (
レス) id: 340c9221f0 (このIDを非表示/違反報告)
ソラノ(プロフ) - とりあえず 少しずづ進展していってほしいので、そろそろＲ18専用Ｐも作るか、皆様の想像におまかせして書かずにいくかでちょっと考え中です (2019年1月17日 2時) (レス) id: cf0cfa8257 (このIDを非表示/違反報告)
ソラノ(プロフ) - 94話の後はちょっとＲ18なのか（いれないけど）なんか行為的なもの少し入れようかと思うので、それは他Ｐで書こうと思います。いつになるかは不明。このまま書かないかも？もあります。う〜ん・かかずに想像にお任せがいいのかな？このＰの95からは普通に戻します (2019年1月17日 2時) (レス) id: cf0cfa8257 (このIDを非表示/違反報告)
ソラノ(プロフ) - 考えた。別Ｐに「その話の間」ということで Ｒ18かな？という きわどいかな？と思うのを そっちにまとめようかと思います。Ｒ18かも わからないので (2019年1月16日 6時) (レス) id: cf0cfa8257 (このIDを非表示/違反報告)
ソラノ(プロフ) - おあずけくらいまくればいいと思って書いてます。すいません (2019年1月16日 6時) (レス) id: cf0cfa8257 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソラノ | 作成日時：2019年1月4日 3時
