八十九 目覚めの・・・ ページ40
「・・・ん」
少し体が痛いなと目が覚めた
目を開くと そこには・・・
百・・・？
百の寝顔があった
ああ、そういえば百にもたれながら眠ったっけ？と ぼんやりと周りを見回す
・・・あ、ここまだ畳の上だった
布団ひかないと 皆 風邪ひいちゃう
そう思い まだ眠いながらも 体を動かそうとした
百はどこか具合が悪いみたいだし このままここで寝かせてはおけない
しかし 起きようとして体が重いと感じた
視線を下に向けると 人の胸を枕代わりに眠っている 尾形さん
この体勢は久しぶりだなと思いつつも、このままというわけにもいかず・・・
彼らを起こさないよう 再び起きようと 再チャレンジ！！
・・・あ、無理でした。 これ絶対無理。
ガッシリと尾形さんに腰に腕を回されて これ無理なやつや
目の前の百も横たわりつつも きゅっと私の手を握っている
う〜む・・・
とりあえずここは 尾形さんを起こすことにしようと思う
ちょっとは寝たはずだろうし 彼も布団の上の方がいいだろう
「尾形さん 尾形さん・・・」
ヒソヒソと百を起こさないよう小さな声で 彼の体をゆする
・・・起きない
でも少しだけ彼の腕の力が緩んだ気がする
抜け出せそうだと体を上へ動かして・・・
ぎゅっ・・・
Σ っう！！
再び太もものあたりで 腕に力を入れられた
そのままスリスリとすりよられ 先ほどの羞恥心を思いだす
だ・・・ 大丈夫！ 相手はまだ眠ってる！ 深い意味はない！！
しかし動けたおかげで なんとか上半身は起こせた
彼の頭が膝上に来たので 今度は彼の耳元に顔を近づけ 起こしにかかる
「尾形さん 起きてください。 布団ひきたいので ちょっとでいいですから」
「・・・」
「百之助さん・・・ 起きて」
もう一度 彼の耳元で小声で起こしにかかった
百を起こしたくなかっただけである。・・・が
ぱちっ！！
「！！」
彼の目が一瞬で覚醒したように 見開いた
それに思わずびっくりして体をのけぞりそうになるが、
彼の目がぎょろりと 私の目とあった
近いと思ったのも一瞬で
「んっ！！？」
頭を抑え込まれる
そのまま顔が沈むように抱き込まれ 濃厚なキスをされる
「っう・・・ ふぁ・・」
息苦しいと彼の体を引きはがそうとした
百が起きるので 大声は出せない
っちょ・・・ と！！！
「・・・A ・・・誘ってるのか？」
Σ 誘ってねぇよ！！！
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ソラノ(プロフ) - ちょっと気になるところ修正していきます (2019年1月20日 18時) (
レス) id: 340c9221f0 (このIDを非表示/違反報告)
ソラノ(プロフ) - とりあえず 少しずづ進展していってほしいので、そろそろＲ18専用Ｐも作るか、皆様の想像におまかせして書かずにいくかでちょっと考え中です (2019年1月17日 2時) (レス) id: cf0cfa8257 (このIDを非表示/違反報告)
ソラノ(プロフ) - 94話の後はちょっとＲ18なのか（いれないけど）なんか行為的なもの少し入れようかと思うので、それは他Ｐで書こうと思います。いつになるかは不明。このまま書かないかも？もあります。う〜ん・かかずに想像にお任せがいいのかな？このＰの95からは普通に戻します (2019年1月17日 2時) (レス) id: cf0cfa8257 (このIDを非表示/違反報告)
ソラノ(プロフ) - 考えた。別Ｐに「その話の間」ということで Ｒ18かな？という きわどいかな？と思うのを そっちにまとめようかと思います。Ｒ18かも わからないので (2019年1月16日 6時) (レス) id: cf0cfa8257 (このIDを非表示/違反報告)
ソラノ(プロフ) - おあずけくらいまくればいいと思って書いてます。すいません (2019年1月16日 6時) (レス) id: cf0cfa8257 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソラノ | 作成日時：2019年1月4日 3時
