七十六 ページ27
ようやく動けるようになり まずは服の乱れをなおした
下半身がムズムズして 思えばお風呂にも入っていないと
隣の部屋に行って 下着や服をかえたりした
濡れている下着を見て 真っ赤になる
どう尾形さんと顔を合わせれば？と 羞恥心に一気に襲われた
部屋に戻ると 二人とも睨み合っていたのか 一斉に私をガン見してくる
−− 気まずい
台所に立ってもずっと視線を感じて 作業どころじゃなかった
というか尾形さん・・・ 百に姿見られてるけど スルーなの？
私が必死に隠そうとしていたのに え？ 何これ スルー？
百も尾形さんを見ても ずっと無反応だし・・・
い・・・ いいの？？？
百に「手伝おうか？」と言われ、はっとする
正直 それにはちょっと 嬉しかった
でもすぐにそれに反応した尾形さんを見て「大丈夫。百はお客様だし座ってて」と断った
彼は少し寂しげにうつむいた
ズキリと胸が痛む。 そして同じく きゅんともした
−−−可愛い
でも百に手伝ってもらったら 絶対確実に尾形さんがまたちょっかいを出してくる
これ以上疲れるのは避けたかった
なので 百のありがたい申し出を断った
「休んでて」と彼の頭をなでてみる
再び尾形さんが反応するので 面倒くさい
とりあえず 何かあったかな？と保存食を漁ろうとした
すると百に「あんこう鍋」とボソリとつぶやかれ、尾形さんも反応する
「？ あんこう鍋？ 食べたいの？ ごめんね。 用意が・・・」
そういうと 彼は家の外へと出てすぐに戻ってきた
家の外に置いていたのか あんこう鍋の具材がザルの上に並んでいる
魚はこれからさばく必要があるようだ
「用意してくれたの？ 有難う 百。お金は後で返すね？」
「どうして？ 俺はAの夫だから お金を返す必要なんてない」
そう言って「そうでしょ？」と 首を傾けられる
うわ どうしよう！ アシリパさんとは違う系の 天使！！！
私は戸惑いつつも とりあえず材料を受け取った
それを見た百は 尾形さんの方に視線を向け 勝ち誇ったように笑ったようだった
尾形さんが立ち上がり どこかへ行こうとしたので 思わず止める
そんなひどいクマして どこへいく？
海ですか？ これから魚でも採ってくる気ですか！？
あなたはおとなしくしていてくれ！！！
不服そうな尾形さん
百は火鉢の傍に座り 再び私をガン見。
尾形さんも じっと私をガン見である。
・・・視線がツライ
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ソラノ(プロフ) - ちょっと気になるところ修正していきます (2019年1月20日 18時) (
レス) id: 340c9221f0 (このIDを非表示/違反報告)
ソラノ(プロフ) - とりあえず 少しずづ進展していってほしいので、そろそろＲ18専用Ｐも作るか、皆様の想像におまかせして書かずにいくかでちょっと考え中です (2019年1月17日 2時) (レス) id: cf0cfa8257 (このIDを非表示/違反報告)
ソラノ(プロフ) - 94話の後はちょっとＲ18なのか（いれないけど）なんか行為的なもの少し入れようかと思うので、それは他Ｐで書こうと思います。いつになるかは不明。このまま書かないかも？もあります。う〜ん・かかずに想像にお任せがいいのかな？このＰの95からは普通に戻します (2019年1月17日 2時) (レス) id: cf0cfa8257 (このIDを非表示/違反報告)
ソラノ(プロフ) - 考えた。別Ｐに「その話の間」ということで Ｒ18かな？という きわどいかな？と思うのを そっちにまとめようかと思います。Ｒ18かも わからないので (2019年1月16日 6時) (レス) id: cf0cfa8257 (このIDを非表示/違反報告)
ソラノ(プロフ) - おあずけくらいまくればいいと思って書いてます。すいません (2019年1月16日 6時) (レス) id: cf0cfa8257 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソラノ | 作成日時：2019年1月4日 3時
