五十三（尾形視点） ページ3
ころころころ・・・
再びアシリパのお腹の虫が鳴った
すると Aがそちらに気をひかれる
俺としては5年前のことから気がそれたので それはそれでいいのだが
やはり 他へAの気が向くのには 嫉妬する
「・・・・・・尾形さん」
「百之助と呼べ」
「あそこの魚たち 料理に使っていいんですか？」
すると 白石や杉元までもが お腹の虫を鳴らしだす
「・・・・百之助と呼べ」
「いや それはもういいんで」
全くもって よくないんだが？？？
「・・・もしかして あの魚をこいつらにふるまう気じゃな
「食べない分は 殺しちゃダメです」 ！」
俺はその言葉に思わず 反応する
5年前にも同じようなことを言われて 怒られたことを思い出す
ヒヤリと背筋に 冷たいものが走る
まさか 「俺」 だと 気づかれては・・・
思わずAを抱きしめていた腕の力を緩めると Aが再び俺の腕から離れた
「あれ 私へのお詫びでしょう？ じゃぁ 私がどう使おうが勝手ですよね？
私と尾形さんで あれを全部食べれるとでも？ 何日かかると？
せっかくとった魚が腐っちゃうじゃないですか！？ もったいない！！」
「っ・・・ だが」
「私に許してもらいたいんですよね？？？」
少し離れたAは 俺を見ている
その瞳は 笑っていない
今でも 怒っているという瞳である
「・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・」
「・・・・・・わ・・・かった」
折れた俺に 再び周りの奴らが 「Aちゃん すげぇ」とか
「惚れたが負けだな」と騒ぎだす
「後 私・・・ 村に戻りますんで」
「！！？ は？」
「当たり前でしょう？ 私にここで暮らせとか？
村に戻してくれなきゃ 二度と口ききませんから」
そういうと Aはふいっと目線を俺から外す
心の中に再びモヤが広がる
ヤット ・ ココデ ・ Aト ・ ズット ・ 二人キリ
「帰してくれないなら こちらの人魚さん達に頼みます。
というか こちらの人魚さんか 白石さんに頼み 「わかった！！！！」
誰がAに触らせるか！と 思わず承諾してしまう
やはりこいつらは 近々殺そうと心に誓う
そんなこんなしている間に Aはアシリパに自己紹介している
「さっきは 有難うございました」と丁寧に頭を下げていたりする
すぐに打ち解けたらしい二人はきゃっきゃと 話に花を咲かせている
・・・嫉妬
「尾形ちゃん 顔怖い」
やかましい
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ソラノ(プロフ) - ちょっと気になるところ修正していきます (2019年1月20日 18時) (
レス) id: 340c9221f0 (このIDを非表示/違反報告)
ソラノ(プロフ) - とりあえず 少しずづ進展していってほしいので、そろそろＲ18専用Ｐも作るか、皆様の想像におまかせして書かずにいくかでちょっと考え中です (2019年1月17日 2時) (レス) id: cf0cfa8257 (このIDを非表示/違反報告)
ソラノ(プロフ) - 94話の後はちょっとＲ18なのか（いれないけど）なんか行為的なもの少し入れようかと思うので、それは他Ｐで書こうと思います。いつになるかは不明。このまま書かないかも？もあります。う〜ん・かかずに想像にお任せがいいのかな？このＰの95からは普通に戻します (2019年1月17日 2時) (レス) id: cf0cfa8257 (このIDを非表示/違反報告)
ソラノ(プロフ) - 考えた。別Ｐに「その話の間」ということで Ｒ18かな？という きわどいかな？と思うのを そっちにまとめようかと思います。Ｒ18かも わからないので (2019年1月16日 6時) (レス) id: cf0cfa8257 (このIDを非表示/違反報告)
ソラノ(プロフ) - おあずけくらいまくればいいと思って書いてます。すいません (2019年1月16日 6時) (レス) id: cf0cfa8257 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソラノ | 作成日時：2019年1月4日 3時
