姉上は弟をまっとうに育てたい！【鬼滅の刃】【煉獄杏寿郎】※転生ネタ

29　一人で買い物がしたいのだが？？？ ページ29

煉獄家の買い物は基本母上か私がする

その際 荷物持ちにと杏寿郎がいる時は進んでついてきてくれていたのだが
最近私は・・・


　一人で買い物がしたいと思う(切実)


理由は簡単、周りからの視線である


杏寿郎は今更いう必要もないが もてる！ イケメン！ 目立つのである！(強調)

とくに小学校高学年に上がる頃にはその顔から幼さが消え 大人の顔へと変わりだし
一緒に買い物をしているだけでも
周りの女性から嫉妬にも似た視線を投げかけられるようになった

私がいる前で杏寿郎にナンパする者もいた

もちろん私は今現在”姉”なので、嫉妬する姿など見せないが
私に向けられる”嫉妬”や”嫌悪”の視線は何度転生してもなれるものではない


ゆえに私は先日、杏寿郎に黙って買い物へ行ったのだが
買い物帰りに杏寿郎に出くわした

私が買い物へ行ったと知り追いかけてきたらしい

最近微妙に距離をとられたり、とってくる弟なので、その行動に少々驚いたが
彼の顔を見ると少し怒っているようだった

「何故俺に声をかけてくれないのか」と詰め寄られた

「買い物するもの少なかったから」と答えたが納得してはくれなかった

その後夕飯まで、口をきいてくれなかった

「貴方も高校生なのだから、何かあったら大変だろう」と逆に怒られる


結果・・・ 私を心配してのことなのだろうと彼に謝る形になった(よもや(汗))




しかし・・・しかしだ！

高校生にもなっていつまでも一人で買い物ができないという状況は
どうなのだろうか 弟よ！！！


そして 今年もバレンタインまで後数日とせまってきている！

バレンタインと言えば一部の女性にとって戦場だ！

このイベントを機会に恋人を作りたい女性や、告白をする女性方だっているだろう！


私もそろそろ一人でチョコを選びたいのだが どうだろうか！？？

周りからつきささる嫉妬の視線からそろそろ逃れたいのだが

どうだろうか 弟よ！！！




「買い物行ってくるね(そろそろチョコ買いたい)」

『！ よもや！ 俺も行こう！』

「大丈夫、すぐそこだから！ 近所だから！
　一人で買いものくらい行けるよ 子供じゃないんだから！」

『、、、！ 前にも言ったがそれはダメだ！！

　何かあったらどうするんだ！？ 変質者がいるかもしれない！』

「そんなこといったらどこにも行けないでしょ！ 大丈夫だから杏寿郎はお留守番！」

『断る！！！』



バレンタインまで後数日前の話である

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