まだまだ鍛錬不足です 番外or短編【鬼滅の刃】【煉獄杏寿郎】

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私は改めて胸に抱き着いて離れない男の子を見た


見た目は4〜5歳くらいだろうか？

頬はぷにっとして正直つつきたいほどに可愛らしい

炎柱様の弟さんの千寿郎君も可愛かったが、本当にあそこの遺伝子は濃いなと感心する


服は・・・鬼殺隊員の借りものかな？
一番小さいサイズを着せてもらっているようだがどう見てもぶかぶかだ


　それがまた愛らしい！！


それにしても・・・ 父が ”煉獄槇寿郎”とは？？？


「君の名前はなんというのだろうか！！？」

「！」


少年を見つめていたら彼が私を見上げながら元気よく声をかけてきた
頬を赤く染め、ソワソワしている姿は本当に可愛らしい


　「ああ！ すまない！ まず自分から名乗るのが礼儀だったな！！！

　 俺の名は 煉獄杏寿郎という！！」



うん！ 元気がよくて よろしい！！

やっぱり 子供は元気が一番だよね？




うん！ そうか・・・







　 ”杏寿郎君” か・・・・






にこにこにこ



にこにこにこ・・・・




・・・・・・・・






　「・・・うん、どういうことだろうか？」







私はにこにことほほ笑みながら そのまま脳がフリーズする



そしてまずしのぶさんの方を見た

彼女が何故か・・・ 黒い笑顔でほほ笑んでいる



「血鬼術？」


「判断がお早いです Aさんｖ でも おしいです♪」



「・・・・」


「・・・・」








　 「薬の副作用ですね？」(にっこりｖ)









　Σ いや、どんな副作用でしょうか！！？







キッパリにっこり微笑んだ彼女に 背筋がものすごぉ〜く寒くなりました！

他の柱に「すぐに胡蝶を見るあたり、お前もわかってるな」と
からかわれるが 今はそんなこと どうでもいいです！！




え？ 隠し子とか親戚とかそういうことではなくて・・・え？

マジに本物のこれが 炎柱様！！？(ちょっとプチパニック)



　というか薬？ 薬であの炎柱が子供になるとかあるの？(※深く考えてはいけない)




「先日大人を子供にしてしまう血鬼術を使う鬼を”つかまえ”ましてね？

　もちろんその後 首を狩ったのですが

　その前にその血肉を少々採取しまして、色々実験や薬につかえないかな？ と・・・ｖ」




　「・・・・」






　「栄養剤のつもりが いやいや・・・”血鬼術って怖い”ですねｖｖｖ」





　 今一番怖いのは 貴方ですが しのぶさん？？？





天使のようにほほ笑む貴方が 今は鬼よりも何よりも怖い現実

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