冷たい幽霊と騒がしい太陽 ※転生・現世 ※夢主幽霊？注意 ページ38
私はいつからここにいるのだろう・・・？
思い出せない 思い出せない
私は何故か古びたアパートの一室にいた
なんとなく懐かしい感じから”前”はここに住んでいたのかもしれない
ドタドタと階段を大きな音を立てて登ってくる音がした
ーー マタ 誰カキタノカ
そう思い窓の外を眺める
静かに外を眺めているだけなのだから 放っておいてほしいと正直思う
私は・・・ どうやら ”幽霊”らしい
そして私のうつったアパートの写真が心霊写真として
ネットとやらに載ったらしい
それから時々オカルト好きの人間がここを訪れる
確かに私はここに家賃を払っているわけではないし
今までこの部屋に住む者をその気はなかったが怖がらせて 逃げ出すように
引っ越しをさせてしまったことはある
時々オカルト好きがこの部屋を借りることもあった
そういう人たちは うっとおしかったので まぁ・・・
ケガさせない程度に意地悪をすることもあった
(まぁたいがい夜に枕元に立って 寝かせないという感じで弱らせる程度だが)
部屋の扉が開けられる
今度はどんな奴が好奇心で来たのだろう？ とそちらへと静かに目線をなげる
カメラをバカみたいに撮るやつか？
ー 幽霊に人権がないにしろ 幽霊の気持ちも考えてほしい
”本当にいた！”とムダに騒ぐやつか？
”この悪霊めっ！”と勝手に私を悪と決めつけて意味不明な札など投げつけてくるやつか？
私はただ静かに外を眺めていたいだけ・・・
外を行きかう人々や 動物を眺めて、季節の移り変わりを眺めていたいだけだ
”放っておいてほしい”
『・・・よもや』
そう、今度来た青年はつぶやいた
年齢は20歳前後だろうか？
体格もよく何かスポーツをしているのかもしれない
顔も女性好きされそうなイケメンである
窓際で座っている”私”と目があった
どうやらちゃんと私が見えているらしい(時々私に気づかないものもいる)
さて・・・ 今度の人間は どんな反応を
『っ！ A！！ やっと見つけた！』
・・・！ は？
その青年は私の方へ両手を広げ 嬉しそうに走って・・・いや、突進してきた
いやいや まてまて
ちょっと まてっ！
Σ 『！ よもっ！？』
案の定彼は幽霊の私に触れれるはずもなく・・・
私の体をすりぬけ、窓の外へと落ちていった
ええ〜〜〜？(汗)
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ソラノ(プロフ) - 新しいページで他の転生劇かきたい・・・鬼殺隊のほう終わらせてもいないのにかきたい（汗） (2020年12月5日 20時) (
レス) id: 2385099feb (このIDを非表示/違反報告)
ソラノ(プロフ) - このページ残り4つなのでとりあえず「霊」シリーズのものを。他にも色々転生した話書きたいんですよね。鬼殺隊の話が今暗いのでこっちでくっついている二人とか書きたい・・・ (2020年11月23日 22時) (レス) id: 2385099feb (このIDを非表示/違反報告)
ソラノ(プロフ) - 遅ればせながら30分ほどでかきあげたハロウィン・・・1ページにおさめるって大変だな（おい） (2020年11月1日 2時) (レス) id: 2385099feb (このIDを非表示/違反報告)
ソラノ(プロフ) - 有難うございます。でも幽霊は短編でこれで終わってもいいかな？と（笑）後はご想像にお任せします的なノリでいいかな？と思ってますｗｗｗ すいませんｗｗｗ (2020年8月16日 8時) (レス) id: b7916d63a5 (このIDを非表示/違反報告)
あさこ(プロフ) - 幽霊のお話めっちゃ面白い！！斬新！！更新楽しみにしています〜(*^^*) (2020年8月15日 3時) (レス) id: 81f776d056 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソラノ | 作成日時：2020年7月10日 18時
