二十六（尾形視点） ページ26
女が言う
(キスが)初めてだったのに ヒドイと・・・
一生懸命強がって 俺を睨みつけてこようとする態度が 俺をさらに興奮させた
「そうか・・・ 初めてか。
じゃぁ とりあえず殺す人間は今のところいなくてすんだな」
俺はそう言って再び今度は噛みつくのではない、優しいキスをお前におとした
必死に強がろうとするお前が愛しくてたまらない
俺を睨もうとしている瞳が 恐怖にそまっているぞと言ってやりたい
「だが 初めてじゃないぜ？ すでに何度もやってる」
そう教えてやると女の目が見開いた
本当にお前は鈍感だなと心の底から あざ笑う
お前を海に落とし気絶したとき、人工呼吸でキスをした
その後お前が家で眠っているとき、俺が何もせずにお前を抱き枕だけにすると思うのか？
それで収まっていると思うのか？
キスくらいは許してくれよ
それ以上はしていない・・・
”今までは”
女が「なんのことだ」と聞いてこようと唇を開いた
そのすきまに再び俺の唇をあてがった
逃げ惑うお前の舌を追いかける
苦しそうに身をもだえさせるお前がより愛しかった
そうさせているのが自分だと思うだけで脳が沸騰する
自分でも 飢えている、食らいつくような行為が止まらない
何度も何度も繰り返すそれに 女の目に涙がたまる
ああ わかってる・・・
お前はもう俺に笑いかけてくれることはないかもしれない
ああ わかってる・・・
せっかく今まで我慢してきたことが 全て水の泡だということさえ
ダガ オ前ガ悪イノダ −−−
お前の笑う声に どうかしたのかと近づいたら そこにいたのは あの「白石」だった
人間ならまだ許せたのかもしれない
今マデ オ前ガ 暮ラシテキタ世界ダカラ −−−
だが何故 白石なんだ？？？
お前が笑う
俺にはあんなに楽しそうに笑ってくれたこともないのに
無邪気にその笑顔を白石なんぞに向けている
何故だか 裏切られた気がした
腹の中が一気に煮えくり返る
お前が白石の名前を呼ぶ
そして 白石も ”お前の名を呼んでいた”
「なぁ・・・ A」
お前の名を 初めてお前の前で呼んだ
お前は涙をためた瞳を うすく開いた
「俺が本当に お前の名を・・・ 知らないとでも 思っていたのか？？？」
お前が俺に 自分から教えてくれるのを待っていたのに
オ前ハ 俺ヨリモ先ニ 白石ニ名前ヲ 教エタノカ −−−？
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ソラノ(プロフ) - すいません。仕事で 指 突き指して打つの遅いです。更新ちょっとお待ちを（汗） (2019年2月16日 3時) (
レス) id: 340c9221f0 (このIDを非表示/違反報告)
ソラノ(プロフ) - 3章がだいたい話決まっていたのですが、ちょっと後半かえようかどうしようか迷い中。一回ヒロインと喧嘩別れして 嫉妬やら何やらで狂いまくる尾形も描きたい（おちつけ） (2019年2月1日 2時) (レス) id: 340c9221f0 (このIDを非表示/違反報告)
ソラノ(プロフ) - 明日名古屋に行くので更新遅れます。とりあえずツイッターに今尾リパばかり書いてます。そっとは落ち着いたのでとりあえず、後1つネタＵＰしたら こっちに戻る予定です (2019年1月18日 10時) (レス) id: 340c9221f0 (このIDを非表示/違反報告)
ソラノ(プロフ) - ツイッターを最近「フォロー」してくれた人のみ見れる形にしようか考え中。そしたらエロ絵も普通にＵＰできると思い始めた（おい）どうしようか色々考える・・・う〜ん？？？ (2019年1月17日 2時) (レス) id: cf0cfa8257 (このIDを非表示/違反報告)
ソラノ(プロフ) - 三章も書き始め、100Ｐ超えますね。あときわどいなぁ・・・と思う所？（Ｒ18）は別Ｐで作る形にしようと思います。Ｒ18ってどのあたりまでならＯＫなのか手探りですが、Ｒ18つけていないのはごまかしごまかし書いていく予定です (2019年1月16日 18時) (レス) id: cf0cfa8257 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソラノ | 作成日時：2018年12月9日 23時
