番外編 ページ7
1000hitを記念して、番外編です！！
今回の話は「暇を持て余した保護者たち」です！
ちなみに今日(2/27)は『冬の恋人の日』なんだそうです！
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ある日偶然、保護者達もとい土方、家永、牛山、キロランケが旅館の部屋に集まる。
「皆さんは、誰とAさんをくっつかせたいですか？」
突然、何の前触れもなく家永が尋ねる。
「なんだいきなり」
「私は杉元さんですかね」
「無視かよ……」
牛山は呆れつつ、他の大人たちを横目で見る。
「私は尾形百之助だな」
新聞を読みながらお茶をすする土方。
「どうしてです？」
家永が興味津々に目を輝かせる。
「猫と犬の戯れを見るのは、なかなか面白いからな」
「なるほど……！」
「ジイさん、あんたホント性格悪いな」
家永は上機嫌に頷き、キロランケと目を合わせる。
「俺か？俺はアシリパと一緒にさせたい……かな？」
「ほほう、その理由は？」
ぐいぐい寄って来る家永を押さえつつ、キロランケは顎に手を当てる。
「アシリパがあんなに好意を寄せるってのは珍しいんでな。もし本気なら、俺も手助けしよう」
「協力的な姿勢。大変よろしいですね」
「お前は何の審査員だよ」
ツッコミを入れつつ、家永をキロランケからはがす。
「ところで家永、なんでお前は杉元なんだ？」
最初に聞いたが、理由を言っていなかったのを思い出す。
「Aさんの可憐な容姿に、杉元さんの溢れんばかり生命力。合わせたらとても良い素材だと思いませんか？」
「お前が食べたいだけだろうが！！」
家永は牛山から目をそらす。
「そう言う牛山様はどうなんです。誰とAさんが良いと思いますか？」
小さい頃から知っているのでしょう？と付け足し、今度は牛山に詰め寄る。
「まあ、アイツが選ぶ男なら俺は誰でも構わねえよ」
「父親ですか」
「違うだろ！！」
その後も保護者達によって、だらだらと話が進められていく。
もっとも、本人(A)は恋愛フラグを立てられてもへし折っていくので、この話し合いは無駄なのであった。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
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華洛 - いちにちでよみきってしまいました！すごく面白かったです！更新待ち続けます！ (2022年5月19日 23時) (
レス) @page34 id: 9cd2997260 (このIDを非表示/違反報告)
冬華(プロフ) - 更新待ってマス！！ (2022年3月24日 22時) (レス) @page34 id: df15541a66 (このIDを非表示/違反報告)
名無し95348号(プロフ) - とても面白くて一気に読んでしまいました！更新待っています！！！！ (2020年9月22日 7時) (レス) id: ca8cd08e4b (このIDを非表示/違反報告)
マリンバ - めっちゃ好きです！(唐突)大変だとは思いますが、更新頑張ってください！ (2020年3月19日 15時) (レス) id: dd11928539 (このIDを非表示/違反報告)
境 - このお話好きになってしまいました！！！！更新頑張って下さい！！応援してます！！！！！！ (2020年1月17日 21時) (レス) id: 7788c7aee9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：海豹 | 作成日時：2019年2月17日 1時
