僕とハサミとメイドの彼女【黒子のバスケ】

・いつも通り ページ4

ー放課後ー




　キュッ



　ダムダム




　体育館には今日もバッシュとボールの音が
　ひびいている




赤「よし………１０分休憩だ！」


　
　 「「はい！！」」




　 僕の指示によって部員たちは休憩に入る



　しかしスポーツドリンクやタオルを渡して
　くれるマネージャーは…………いない



　僕が少し前に強制退部にしてしまったからだ





？「なぁ〜〜〜赤司ぃ〜〜！」


　 肩にずしっと体重をかけてくる


　 こんなことをするヤツは、あいつしか
　 いない







赤「小太郎………重い」



葉山「いーじゃん！ちょっとくらい」



　 そう言って小太郎は更に体重をかけてく
　 る


　 僕より背が高いからできることだ………




赤「僕を見下ろすな。オヤコロすぞ」



　僕がキッと睨むと小太郎は「ひゃーー！」
　と言って即座に離れる



　まったく………



？「もぉ〜〜〜！小太郎？いい加減学習しなさいよ！！」


　
　 次は背後から声がする



　 この喋り方は………



赤「……レオ」



実渕「はい征ちゃん♪
　 今日もかわいいわね〜〜」


赤「………嬉しくないぞ」


実「キャーせ、征ちゃんのツンデレ//！！」


赤「………………」




　 もう分かるだろうがこいつは、オカマだ





？「赤司ー腹減ったんだけどよ〜」



赤「……さっきまで食べていただろう根武谷」





根武谷「あれ？そうだっけか？」



　
　 ……彼の胃袋はどうなっているのだろうか






　 彼ら３人は『無冠の五将』

　 僕たち『キセキの世代』には適わない が確かな実力を持っている



　 …………個性は、だいぶ強い。





赤「………もうそろそろ時間だな」





　 いつの間にか時間が経っていたようだ





　 もう一度号令をかけて練習を開始する




　

　

　 今日も……いつも通り









　 のはずだった
　


・



・



？「ここが……洛山高校。……征十郎様はいらっしゃるでしょうか……？」

・メイドさん→←・突然の電話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す