僕とハサミとメイドの彼女【黒子のバスケ】

・湯豆腐　主人公side ページ14

主人公side





　 私は今、教えられたスーパーで買い物を
　 している




　 入り口から品物を見て回り、カゴへ
　 詰めていく






貴「お豆腐コーナーは………この辺りでしょうかね？」


　 その後



　 今晩のメインディッシュである豆腐を
　 探して、



　 その中でもよりおいしそうなものを選ぶ






貴「そういえば、征十郎様は昔から湯豆腐が好きでしたね………」





　





・




・






　 昔……………




　 征十郎様は湯豆腐が好き


　 だけどいつも食べられる訳ではない


　 なのでよく私に


　「A！俺は湯豆腐が食べたい！湯豆腐
　 を用意しろー」


　 とわがままを言っていた


　
　 私が断っても「命令だ！」と言って
　 聞かないので仕方なく用意をした……




　 でも、その時私はまだ７歳くらいだった
　 ので上手く作れず、ボロボロの湯豆腐し
　 かできなかったのです





貴「………だけどそんなボロボロの湯豆腐を『おいしい』と言って食べて下さったんですよね」






　


　 懐かしい記憶…………





　 あの頃から変わっていない








貴「今日はものすごくおいしい湯豆腐を征十郎様に食べてもらいましょう………！」





　
　 こう心に強く決めて、豆腐をカゴに
　 入れたーーーー

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