僕の彼女はすとぷりアンチ【ころん】

10アンチ ページ11

ころんを寝かしつけたあと、2人の男の人と向かい合った


『改めまして、一柳Aです』


さとみ「よろしく！さとみでいいよ」


るぅと「僕もあだ名で。るぅとです」


なんか聞いたことあるなーと思いながら握手する


『今日はすみません…』


さとみ「全然大丈夫！こっちこそ大学わざわざごめん」


さとみさんが申し訳なさそうに言った


るぅと「ころちゃん昨日酔ってて…」


『え、お酒飲んだんですか？』


さとみ「あいつ飲むとすごいですよ」


飲まないイメージだった…


あの日飲まなかったのは配慮してくれてたんだ


るぅと「用事あるので帰りますね」


るぅとさんが荷物をまとめ始めた


さとみ「俺も」


玄関まで送って、一応連絡先交換した


『…猫好きなんですか？』


ホーム画のマンチカンが目に入る


さとみ「うん、ていうか動物が好き。ホーム画猫だけど犬も飼ってるよ。見に来る？」


『行きたいです！』


無類の動物好きを持て余してたからほんとに嬉しい


るぅと「ころちゃん、お願いしますね」


『はい！ありがとうございました』


頭をさげて2人を送った


鍵をちゃんと閉めてキッチンに行ってお粥をつくる


出来上がったから部屋に入ったけど、まだ寝てたから寝かせておいた


Twitterを開くと自分のツイートがたくさんふぁぼりつされてた


『あ』


るぅとも、さとみも、やっぱりすとぷりの名前だ…


『…こんな偶然あるんだぁ…』


まあ2人はそんなに炎上してないから嫌いじゃない


個人活動にすればいいのに


そんなこと思うけどいいすぎるとリスナーに刺されそう


Twitterを閉じてお粥にラップをかけた


とりまころんはお酒禁止…と。

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