本職バスケの特殊系男子が全日本代表にお呼ばれした話

番外編〜山内の場合〜３ ページ40

＜とりあえず隣座りや。＞





えっ、いきなり近くない？





とりあえず傍に居た女の子からコップに注いだウーロン茶を受け取りアッキー先輩の元へ。





『すみません。お隣、いいですか？』





精一杯の女の子っぽい声で話しかける。





こっちを向いたアッキー先輩の目は少しトロンとしていて、既にほろよいっぽかった。





「ん、あぁ、どーぞ。」





『失礼します。あの、実はですね、私、山内さんの大ファンなんです！』





「へっ？あ、ありがとうございます。えと、お名前は？」





おっ、何かいい感じの反応だぞ。





『あ、名乗りもせずにすみません。私、、、、、＜テキトーに何か名乗れ！＞、、、、山田、デス。』





＜テキトー過ぎや！！＞





吉本さんがテキトーでいいって言ったんじゃん！！





「へー、山田さん。ごめん、今まで喋ったことないよね？何でこんな可愛い子気付かなかったんだろう。」





ヤバイヤバイ。俺落とされちゃう！イケメンすぎる！





『そんなことないですよぅ！あっ、そうだ！握手してもらってもいいですか？』

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