仲良しJUMP 15

だいき ページ22

大貴side


大ちゃんお願い。大ちゃんこれなんだけどさ。有岡さんこちらの目通してもらいましたか？…あぁ、いいっすよ。

俺、めっちゃ働けるやつじゃん。そう思ってやり過ごすしかない。

断れない性格、またをイエスマン。どこかの用語では好かれたい病というんだとかなんだとか。
別に好かれたくてイエスマンやってるわけじゃないけど、俺の本能的なもので断れないんだよ。

ただ今俺はこの本能をすごく恨んでる。
寝る時間を惜しんで頼まれごとをしても終わらない。なんなら時間だけが取られて自分に利益はほとんどない。



侑「大貴おはよ…なんか老けた？顔色悪いよ？」

大「やっぱり歳かな」

慧「大ちゃんまだ20代じゃん、俺なんて気がついたら30だぜ」

光「ね！大ちゃん、お昼の番組の曲どこまで進んだ？」

大「あぁ、ごめん。あんま進んでない」

光「わかった。期待してる」

涼「あ！大ちゃん来た来た。こないだ言ってた件なんだけどさ」

大「はい。これ姪っ子ちゃんにでしょ？」

涼「ありがとう！大ちゃんの動画編集ならきっと姉ちゃんも喜んでくれると思う」

大「あとついでになんだけど…」



こうして仕事にも関係ないことに＋αでやる暇あるのなら光くんのやつ完成させないと。



裕「ほら、早く着替えて〜」



大「俺、そんなに老けた？」

慧「んーまぁなんか一気に老けた」

雄「有岡くんここ数日で急に老けた」

大「嬉しくないわ〜」



着替えて新曲のダンスレッスン。

気持ちが乗らないのは気のせいか。

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