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ユズ「うん、寝てるな。」
アカツキ「へ……」
『良かったぁ…』
あの後アカツキくんがアンヤくんをおぶって食糧庫
まで辿り着いた。
ユズ「電池切れ。爆睡中だ。アン坊、ここ数日まと
もに寝てなかったようだからね。しばらくなにして
も起きないぜ。」
アカツキ「よかったです。」
ユズさん、アンヤくんの頭にりんご積み上げて遊ば
ないでください。
アカツキ「アンヤ君、昨日薬がどうとか言ってたの
で…」
ユズ「薬…睡眠薬のことかな?彼、いつも持ち歩い
てたし。まああとは本人から聞くといい。それより
今、注目すべきはそのザッくんもどきだ。おそらく
それがミミクリー・マンイーターだろう。」
アカツキ「クリア条件は「殲滅」ですし、あれ一体
だけじゃないと思います。」
ザクロ「そんなにたくさんいるのか…」
カリン「具体的にはどんなやつだったのよ?」
アカツキ「どんな…見た目はまんま忍霧さんです。
あとはAさんに聞いた方が…」
『あ、私ですか。えっと…今まで見たことの無いよ
うな笑顔で壁まで追い込まれてですね……ええ
と…///』
ザクロ「な、なにがあった…!」
アカツキ「俺が説明します!忍霧さんもどきは、
Aさんを壁に追い込んだ後、顔を近づけなが
ら顎をクイッとして……((待て。もういい。何も
言うな。 あ、分かりました。」
ユズ「ザッくんが鈍感なにしみんを赤面させるほ
ど……((本当にやめてくれ。」
ザクロ「……っそれよりも、本物と見分けがつかな
いのは厄介だ。」
ユズ「いずれにせよ一度調べたほうがよさそうだ。
ん〜……カイさん、部屋に荷物を取りに行きたい。
すまないが用心棒を頼めるか。」
カイコク「ん、ああ。お安い御用で。」
ユズさんとカイコクさん、アカツキくんとザクロさ
んでそれぞれ用事があるそうで、部屋を出ていっ
た。やはりマンイーターは夜は活動停止のようだ。
4人がいなくなった後、少ししてアンヤくんが目を覚
ました。
『目、覚めたんですね!これ飲んでください。』
私はアンヤくんに暖かいお茶を渡した。
アンヤ「…ん。」
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碧猫cat(プロフ) - 主人公の絵上手すぎませんか?作品も面白いですし。最高ですね! (2019年11月23日 9時) (レス) id: 9f18c14f78 (このIDを非表示/違反報告)
ココロノオト(プロフ) - 短編集、楽しみに待ってます!! (2019年8月23日 23時) (レス) id: 02837942e8 (このIDを非表示/違反報告)
あみい(プロフ) - 感想ありがとうございます(^^)これからも頑張ります! (2019年8月19日 20時) (レス) id: d871655881 (このIDを非表示/違反報告)
*夜桜* - とても面白いです!文才分けて下さい… 更新頑張って下さい! (2019年8月19日 17時) (レス) id: f2680ccfdb (このIDを非表示/違反報告)
あみい(プロフ) - ありがとうございます!これからもちょこちょこ載せるつもりなのでよろしくお願いします(^^) (2019年8月18日 23時) (レス) id: d871655881 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あみい | 作成日時:2019年8月13日 22時