第十二話…お孫さん ページ13
『この馬鹿エルナあああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!』
そして私は、エルナを殴った(殴るというよりひっぱたいたというほうが正しいかもしれない)。
「え!?うぇ!?なんで殴るの!?てか殴る姿もかわいいねA!!」
『……』
「なんなんだお前ら…ん?」
睨んだら怯えた。この馬鹿エルナが…。
ちなみにこのときの九頭竜さんの声は全く聞こえていない。
「……その辺にしておいたら?」
振り向くと、そこには学園長のお孫さん…もとい、御神楽星鎖さんが立っていた。
「……九頭竜さん、そんなに荒れるようなことでもないでしょう?かわいい新入生だもの。大目に見てあげて?」
エルナの目がキラキラ、いやぎらぎらと輝いているのはもはや確認しなくてもわかる。
「あ?荒れてるって?冗談。ちょっと構ってやってただけだろ?」
なんかエルナからほわわ…というか、ほええ…とした空気が漂ってくる。
「……それとそこの蒼髪、こっちこい」
のああ!?
蒼髪って私だよね?私なんかしたっけ?いやエルナをひっぱたいただけだ。九頭竜さんに怒られるようなことは一つもしていない。むしろ褒められるべき行動をしたはずだ(ちょっと盛りすぎた点については反省している)。
えいやちょっとまてどういうことだ。助けを求めようとシグレさんの方を見ると、「行ってきな」という雰囲気を出した後目をそらされた。
ちなみに藤子さんはふよふよとどこかに行ってしまった。おい。
『あ…えっと…私でしょうか…』
「だからお前って言ってるだろ」
あーもう、と手を引っ張られる。ひええ…!!
神様、私はどうなってしまうのでしょうか…?
引っ張られる手を見て、私は神に願った。
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紅夜(プロフ) - 面白かったです!!更新頑張って下さい! (2014年1月18日 15時) (レス) id: 73057630a6 (このIDを非表示/違反報告)
凛 - 面白いです!(。・∀・)ノ゛続きが気になります♪ (2013年10月20日 21時) (レス) id: 1a6ecb40f1 (このIDを非表示/違反報告)
みるく(プロフ) - 清ちゃん本家の小説見たことないけど面白いよ! (2013年9月8日 20時) (レス) id: 3a5b04ea45 (このIDを非表示/違反報告)
清月@京摩は俺の嫁(プロフ) - ふるーつたるとさん» 私も書きながらそう思っていましたww←え (2013年8月24日 9時) (レス) id: d85f7e8846 (このIDを非表示/違反報告)
ふるーつたると(プロフ) - きっ消えろだとぅ!だが断る!ww (2013年8月22日 15時) (レス) id: 8ee3ccd211 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:清月 | 作成日時:2013年7月27日 19時