第19話 ページ22
Aside
おじさんがトランクとサフィーを車に詰め込む。
10時20分に駅に着き、トランクとサフィーをカートに乗せる。
ト「本当にここでいいのかい？」
貴『えぇ大丈夫よ。きっと、同じ学校に行く人がいるわ。』
ホームに入る前まででいいと、私は事前におじさんとおばさんに伝えてあった。
おじさんからカートを貰い、最後にハグをした。
キ「体には気をつけて。手紙、何かあればすぐに送ってくださいね。あぁ、A...どうか元気で...」
おばさんが涙ぐむ。
おじさんはおばさんの肩に手を当て、私にこう言った。
ト「さぁお行き。キャリーナが泣いてしまう前に。」
私はおじさんとおばさんを振り返らずに前を向いて進んだ。
振り返ると、私も泣いてしまう気がして。
しばらく歩き、9番線と10番線の間にたどり着いた。
やはりどこにも9と3/4番線なんてない。
貴『どうしようかしら...』
すると、1人の女の子が同じようなカートを引きながらこちらに来たのが見えた。
トランクを持っていたので思いきって声をかけてみた。
貴『ねぇ、もしかしてホグワーツ行きの列車に乗るの？』
？「えぇそうよ！まぁ、あなたもね！」
よかった。この子は行き方を知っているようだ。
貴『私、どうやって9と3/4番線に行くのかわからなくて困ってるの...』
？「そうなの？じゃあ私と一緒に行きましょ！あのね、9番線と10番線の間の柱に向かって歩くのよ。怖かったら走るといいわ！本で読んだの。私、どうして壁にぶつからないのかが不思議だわ...」
女の子は両親らしき人物に別れを告げると、私の方へ向き直った。
？「行きましょ！私の後ろをついてくるといいわ！」
女の子は怖がる素振りも見せずにまっすぐ柱に向かって行った。そして消えた。
何が起こったのか分からなかったが、すぐに私も柱に向かって走った。
あと数センチ...ぶつかる！と思い目を瞑ると、思っていた衝撃はこなかった。
ゆっくり目を開けると、明かりが見えてきた。
明かりの先には9と3/4番線と書かれたホームに紅色の蒸気機関車が停車していた。
ホグワーツ特急11時発と書いてある。
ふと周りを見ると、先程の女の子は人混みに紛れて、もう見えなくなってしまった。
また会えるといいなと思いながら列車の中に入り、空いてるコンパートメントを探した。
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sky doll(プロフ) - Rさん» ご迷惑おかけしますが、その分全力でやらせて頂きます！ (2019年11月23日 8時) (
レス) id: 15b0779eb8 (このIDを非表示/違反報告)
R(プロフ) - わかりました！ (2019年11月23日 8時) (レス) id: f789f1d976 (このIDを非表示/違反報告)
sky doll(プロフ) - Rさん» 続き書いてあったんですけど消えてしまって.........。もし宜しければ続編の方へ先に行っていただければ光栄です。もちろん話は飛びますが.........。本当にすみません！ (2019年11月9日 19時) (レス) id: 15b0779eb8 (このIDを非表示/違反報告)
R(プロフ) - 続きが楽しみです！ (2019年11月9日 8時) (レス) id: f789f1d976 (このIDを非表示/違反報告)
sky doll(プロフ) - 厨二腐女子さん» 大丈夫ですよ！笑 私もあの曲大好きですし！ (2019年10月23日 7時) (レス) id: 15b0779eb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：sky doll | 作成日時：2019年10月6日 12時
