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藤ヶ谷の家には行かず、そのまま帰ってきた俺の頭の中は、さっき見た今まで以上に距離が近くなっていた二人の姿でいっぱいだった。
「ミツは抱き枕にするのに、ちょうどイイね」
「おい!俺を物みたいに言うな!それにちっさくねぇから!抱きつくなー!」
元々、玉は俺たちに甘えてる感じもあったし、抱きついてくることも珍しくなかった。
それを、俺も藤ヶ谷も可愛い弟みたいに思っていた。
けど、さっきのは、今までと違う感じがした。
玉は藤ヶ谷が好きなのか?
藤ヶ谷は?
あれ?ちょっと待てよ。
その前に、俺たち付き合ってるんだよな?それとも、別れた?
……いや、別れ話なんてしてない。
一緒に居る時間がなくて、ちょっとだけ離れちゃってただけなはず。
そうだよな?………太輔。
それとも、もうお前の中では別れたことになってるのか?
俺だけが、まだ付き合ってると思ってるだけ?
今すぐ電話して、会いたいと言えば良い。
会えなくても、別れてないって実感できるように、次に会う約束をしたい。
……そう思うのに、何でできないんだろう。
今、玉といるかもしれない。
そもそも電話に出てもらえないかもしれない。
決定的な何かを言われるかもしれない。
不安だけが渦巻いて、その場に座り込むだけで、何もできなかった。
でも確実に分かっていることは1つだけある。
ー俺は、何があっても藤ヶ谷が……太輔が好きなんだ。ー
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ももは(プロフ) - ぴーちさまー!初作品お疲れ様でございました!とてもとてもステキなお話でした(;▽;)モテるFさんが色男すぎて、Tさんにも新たな出会いがみえて…明るい方向へと歩む光がとても素敵でした(><)安定のKさんは、かっこかわいい☆また次回作気になります…! (2019年11月18日 8時) (レス) id: db5af09c34 (このIDを非表示/違反報告)
ぴーち(プロフ) - ももはさん» ももはさまー!早速読んでいただき、ありがとうございます(≧∇≦)切ない始まりですが、ちゃんとハッピーで終われるはずです。ももはさまの作品の足元にも及びませんが、頑張って更新していけたら良いなと思っておりますので、お付き合いいただけると嬉しいです☆ (2019年10月29日 14時) (レス) id: 8b3214628f (このIDを非表示/違反報告)
ももは(プロフ) - ぴーちさまっー!初作品ありがとうございますっ!話の続きにわくわくが止まりません…!乙女Fさん、ふるゆわTさん、頑張り屋のKさん、切なくて既に胸がきゅーっとしています(><)ぴーちさまのペースで続きをお待ちしております! (2019年10月29日 7時) (レス) id: db5af09c34 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぴーち | 作成日時:2019年10月29日 0時