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なんで ページ12

?「からあげ、来てくれへんか?」

この声は……

「ジェルくん?」

どうしたんだろ、もしかして遠井さんのお誘い?

なーくんのお誕生日を祝って数日過ぎた。

ちなみにあげたからね!?

猫のポーチ!!!!




































僕はジェルくんの部屋に行った。中を開けると









「え、なんでなーくんここにいるんですか?」

なーくんがジェルくんの部屋にいる。









な「からあげくん、いや、A?」

「は、はい」

なーくんが僕を本名で呼ぶのは大切な時とかだけだ。

















ジェ「なんでななもりさん話さないんすか!」

いつまでも無言ななーくんに呆れたのかな。笑

「フフ」

な「よかった、笑ってくれた笑」

「へ?」

ジェ「なーくんが俺らを本名で呼ぶことなんてないからな」

な「まあ、Aにとっては大事な話だからね」

「な、なんですか??」



















ジェ「Aは覚えとる?」

「いつですか??」

ジェ「もし、Aのお母さんから連絡が来たらって」

ディズニーの前日に話してくれたことだ。

「覚えてます……」

な「実はね、ジェルくんのとこにDMできたんだよ」

「は?」

ジェ「ディズニー行く1週間ぐらい前やな」

「母さんが……!?」

な「今のとこ確信は持てないけどね」

「なんて言ってるんですか。その人は。」




文面を見せてもらった。

お世話になっております。Aの母です。今回、突然の連絡お許しください。
ジェルさんに連絡させてもらったのは、あの子と話させて欲しいからです。
莉子ちゃんの身内の方から、莉子ちゃんとAはすとぷりというグループでネットの活動をしてると聞き、調べたところ7人で活動してるグループだと知りました。
あの子を捨てたというものは消えません。しかし、もう一度話したいと思いまして連絡しました。
ご返答の方よろしくお願いします。









「か、母さんだ。」

ジェ「え?」

な「なんでそれが分かるの?」

ジェルくんは驚き、なーくんは優しく問いかけてくれた。

「この最後のマークあるじゃないですか」

ジェ「この女の子みたいなマークのこと?」

「うん、それ母さんが言ってたんです。」

誕生日カードをくれた時も、なんのマークか教えてくれた。

僕の星座。

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作者名:波音 | 作成日時:2019年5月2日 21時

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