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「何かある度に、母さんはこのマークを付けてました!」
これは確信しかないな。
ジェ「どうするん?」
な「話してみる?」
話す?って何を話したらいいの?
いままでのこと?
これからのこと?
、
、
「は、話させてください。」
メッセージはジェルくんが言葉を濁らせてるとこが見える。バレないようにしてたのかな。
ストレスにならないように。申し訳ないな。
ジェ「じゃあ、返信するで?」
「お願いします」
ジェルくんはタイピングをして、返事を書いてくれてる。集中してる。
な「莉犬くんもからあげくんも夢はある?って聞いた時同じこと答えてたな〜笑」
「へ?」
な「からあげくんは元々大学行く気なかったじゃん?」
「まあ、義兄さんの方優先でしたしね。」
お義母さんにお義父さん。そして、義兄さん。
莉子に、僕。
僕と莉子でお義母さんを探したり、冷たくなったワンちゃんを莉子と僕で火葬場に届けたり……
僕は莉子を守ることに必死だった。
莉子は連絡取れなかった子いるって言ってたけど、俺はなんとか連絡とったりしてる。半年のうち1回は会うようにしてる。
元気に過ごしてるって言ってた。声優の夢は俺もアイツから託された。
「アイツだけじゃ、不安だからAもなってね?」って。
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作者名:波音 | 作成日時:2019年5月2日 21時