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story.2 ∗*゚ ページ3

犬岡「A!部活行こ!」

貴女「うん!」

同じクラスの犬岡くんは、部活に行く時、必ず一緒に行こって誘ってくれる。

で、準備が遅い私のこと、ちゃんと待っててくれる。

貴女「ごめんね、遅くて」

犬岡「全然!あ、これ職員室だよね!」

貴女「そう、途中で寄ってもいい?」

犬岡「もちろん!あ、俺持つよ!」

貴女「え」

先生に頼まれたノートの束を、犬岡くんがひょいっと抱える。

貴女「申し訳ないよ!私が持つよ…!」

犬岡「大丈夫大丈夫!俺、力持ちだから!」

力持ち…!

きゅん…!

えっえっ、重いもの持ってくれて?

力持ちだから…?

えーなにそれかっこよくてかわいい…!

犬岡「A?どうしたの?」

あぁぁぁ!

首、こてんって…!

かわいい…!

背ぇ高いのにそんな可愛くてどうするのよぉぉ…!

貴女「ん"っ…なんでもない。持ってくれてありがとう」

犬岡「全然!ほら行こ!」

斜め前を歩く犬岡くんを直視できない…。

この純粋な優しさ、尊い…。










灰羽「あ!Aじゃん!相変わらずちっこくて可愛いなー!」

貴女「ん"っ…!げほっごほっ…!」

着替え終わって水筒のお茶を飲んでいると、灰羽くんが体育館に入ってきた。

そして、開口一番に「可愛い」。

可愛いって…!

なんでそんなストレートに言えるの!?

むせちゃったじゃん!

灰羽「え!大丈夫か!?」

背中ポンポン…!

やばい、ドキドキする…!

ボディタッチは良くないよ!心臓に…!

そんなおっきい身体、私に合わせてちっこくしちゃって!

ああもう、きゅん…!









山本「あああありがとう!ございます!」

ドリンクを手渡すと、真っ赤になってシュバッと離れていく山本さん。

強面とのギャップ…!かわいい…!

黒尾「待望の女子マネだからな。喜んでたんだけど、やっぱ慣れるまで時間かかるかぁ…」

隣でおにいが、クックッて笑った。

えーなに、緊張してるってこと?

貴女「やだもうかわいい…!」

夜久「え?」

黒尾「A、声に出てるぞ」

ハッとして振り返ると、夜久さんのきょとん顔。

あああ、だかもう、かわいいんだってば…!

おにいにぎゅっと抱きつく。

かわいいかわいいかわいいかわいい。

あーもう、やっぱり今日もバレー部はきゅんだ…!

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作者名:沙夜 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/annzuamenoheya/  
作成日時:2024年3月6日 9時

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