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坂兄「いきなりどうしたんだよ。車出してほしいって。」
坂「うん。ちょっと買い出ししたいねん。」
坂兄「買い出し？」
坂「うん。あと実家も戻りたい。」
坂兄「ふーん。そうだ、明日子犬連れてくって親父から聞いたか？」
坂「聞いた。まさかもちが子供産むなんて思わんかったな。」
坂兄「俺も親父も思ってなかった。で、どこ行くの？」
坂「あぁ、えっとな。」
色々店に行き、買いたかった物を買った。買う時に兄貴に変な目された物もあったけど、まぁいいやろ。全部うらた君のためや！
坂兄「あんなもの買ってどうするんだ？」
坂「あー…後で親父に聞いて。」
坂兄「ん？分かった。次は家だよな。」
坂「うん、お願い。」
＊坂田兄弟移動中・・・
坂兄「はい、着いたぞ。」
坂「ありがとう。鍵ちょうだい？」
坂兄「ん。」
坂「サンキュー！」
家の鍵を開けて、自分の部屋に入る。
ﾜﾝﾜﾝ!!／ｷｬﾝ!!
坂「おぉ、よしよし！シロー、もちーただいまぁ！」
家に入ると、家で飼ってたシロともちが出迎えてくれた。二匹のゲージを見ると子犬がいた。あの子が明日家に来る子か。
坂「もちぃ、お前子供産んだんか。明日から大切に育てさせてもらうからな！」
ｷｬﾝ!
よしよしと頭を撫でて自分の部屋に向かった。久しぶりに入る部屋。前いたときと何も変わっていなかった。
坂「さて、あれはどこにしまったっけなぁ。」
ダンボールを用意して求めていた物を入れる。意外に帰ってくるとあれこれ持っていきたいという欲が出てきて、元々予定してなかった物もダンボールに入れた。
持ち出す物をまとめて自室を出るとシロがいた。
ﾜﾝ!
坂「おっとと、シロ危ないで？」
ﾜﾝﾜﾝ!
危ないと言ってもまとわりついてくるなぁ。まぁ、俺が子供の時からよく一緒に遊んでたからな。久しぶりに帰ってきて嬉しいんやろ。
坂「兄貴ー、俺帰るから車出してー。」
坂兄「へいへーい。」
坂「シロ、もち。また今度な！」
ﾜﾝ!!／ｷｬﾝ!!
兄貴に車を出してもらって無事自宅に帰ってきた。
坂「今日はありがとう！」
坂兄「うーい、また呼んでくれていいからな。」
坂「助かる！じゃあな〜」
そして兄貴が帰っていった。
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作者名：八雲橙 x他1人 | 作成日時：2019年10月8日 10時
