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俺の力の証明はまだまだで
活動限界も後遺症も、容量も全部未知数だ
上鳴くんの電気をコピーしたら、5秒もしない間にショートして気を失ったり
常闇くんの影はコピーすらできなかった
分心とかもできなかった
できないことが分かっただけでも意味あるのかな
でも勝己の個性は前からコピーしてるだけあって割と上手く使えてる
勝己にはまだまだだって言われるけど
俺は対人でやる事なんか考えたことがないから戦い方もわからない
クラスメイトとは明らかに差がある
早いところ出久に言いたいがために毎日練習練習で、急に自発的になった俺にイレイザーヘッドも脅迫するのもいいもんだな、と高みの見物だ
俺は別に運動神経が悪いわけでもないから、身のこなしは覚えるのが得意だ
「「勝己、一緒に食べよ」
出久がクラスメイトと食堂に行ったので、俺は勝己と屋上に行くことにした
マスコミの人たちで溢れかえる校門に勝己はｹｯと言ってご飯を食べ始める
「「勝己、今日朝からいじられてたね」
勝己で遊んでるの俺だけだったのにっていう潜在意識のようなものが出てきて驚く
爆「ｳｯｾｪ！…最近どうなんだよ」
「「出久に隠し事しなくてすむんだから毎日追い込みかけて練習してる。まだまだ不思議だらけだけど
あ、俺たち昔みたいに仲良さそうで安心するんだって。出久が」
爆「んだよそれ」
出久の話をしても普通に返事が返ってくる
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作者名：耳鳴 | 作成日時：2024年3月14日 17時
