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Aが魔法生物学に出るために軽く支度をし部屋を出ようと扉に手をかけた時、丁度入ってこようとした力がかかり、入ってきた人をぶつかってしまった。
『ぎゃっ』
｢っ！悪い、まさか出るところだったとは...｣
Aの視界が真っ黒に覆われ、ふわっと香った薬草の匂いに頬を緩めそうになり、ぶつかった相手がスネイプであることを理解した。
『せめてノックはしようか。女の子の部屋をいきなり開けるなんて失礼だよ、セブルス君。』
｢女...？女性とは思えぬ声が先程聞こえたが？｣
『っな！！.....ふー、それで？何か用？次の授業、出るつもりなんだけど？』
ぶつかった時の状況を思い出し、お互い言い合うがAは不毛な言い合いだと思い直し先に進むべく論点を変えた。
｢やることがなくて授業に出るようになるとは。手伝っていただこうかと思ったが仕方ない。｣
『学生の本分は勉強だからね！っていうか、私が魔法薬学苦手なのを知っていて手伝いをと？！』
｢誰も調合をしろとは言っておらんし、お前に調合を万が一でも頼むことはない。｣
2人は昔を思い出しながら会話をし、スネイプがそう言うとその背後から
｢そんなに酷かったのですか？｣
と小さな紫の翼竜がパタパタとしながら姿を現した。
『クィリナス！』
Aが笑顔で紫の翼竜を呼ぶと
｢ダンブルドアの方の件が終わり、Aの方に付いて貴女の手伝いをと言われまして｣
2人のやり取りをスネイプはじっと睨むように見て、スっと表情が本人も気が付かないほど自然に変わった。
｢Ms. A、授業へ出るのではなかったかね？｣
急に教師モードになったスネイプにAは驚き、顔を見つめる。
『さっきは手伝いがって言ってたのに急にどうしたの？？』
と問うが
｢このままですと授業に間に合いませんぞ？...グリフィンドール、10点げ...｣
『わ、分かった！今すぐ行くから減点だけはやめて？！』
Aは『またね』と手を振り、外へと急ぎ向かった。
その場に残ったスネイプと小さな紫の翼竜のクィレル。
クィレルが
｢全く、わかりやすい嫉妬を...。私はAの従者です。話すことも近くにいることもあります。それ以上でも以下でもありません。｣
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なななな - また更新してくれてとても嬉しいです！これからも頑張ってくださいね！ (4月1日 23時) (
レス) id: 1bbeced387 (このIDを非表示/違反報告)
理音(プロフ) - 更新楽しみにしています！ (3月22日 23時) (レス) id: d2e2ccbd11 (このIDを非表示/違反報告)
菜の花 - サクサクパンダさん» ガチで、この作品面白すぎます！友達にも進めてみたのですが、とても面白いと言っていました！少しずつでいいので、更新がんばってください！応援しています。 (2月20日 20時) (レス) @page17 id: 500d504a1f (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - サクサクパンダさん» ✉️。こんにちは！いつも作品見ています、もしよろしければ一緒にボードで会話しませんか？これからも更新応援してます💖 (1月27日 13時) (レス) id: c4b8377817 (このIDを非表示/違反報告)
サクサクパンダ(プロフ) - あまねさん» ありがとうございます！ (1月24日 18時) (レス) id: 0a02a88c2c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サクサクパンダ | 作成日時：2023年12月17日 10時
