不滅華 (ページ9)

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《…ろ、起きろ。いつまで寝てるんだ》
《早くしないと遅れちゃうわよ！》
(……んー、分かってる…)

《何故魔法薬学だけそんな点数なんだ!?》
《それ以外はほぼトップなのに…さ、勉強するわよ！》
(ひぃぃぃぃぃ)

《やめなさい！やめてって言ってるでしょ!?》
(なんでいつもいつも…セ○○ス君が何をしたって言うんだ！)

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意識が戻った時Aはダンブルドアに抱えられていた。

『おじいちゃん…夢、見てた。
スリザリンの男子生徒とグリフィンドールの女子生徒と一緒に学校生活してた。』

｢良い夢だったかの？｣

『私達3人でいた時は…良い夢だった気がする。
けど、途中でグリフィンドールの数人の生徒がスリザリンの子を…。私許せない。』

Aは自分と重ねていた。
夢の男の子の無事を祈りつつ、イジメてた生徒たちに憎しみを燃やしていた。

その時、杖がAに呼応するように小さく炎をパチパチと上がっていた。

｢Aの心に反応するようじゃの。
…決して使い方を間違えてはならん。｣

部屋まで送ろう。とダンブルドアに手を差し出され部屋へ向かった。