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『ん？』
｢私が勝手に動いてお前に… Aに不都合が生じることがあるか？｣
スネイプは左右の手と指を忙しなく動かしてAに聞く。
その様子を見てフフと笑って
『大丈夫。ダメだと思えば力ずくでも止めるさ。』
2人は水面を見つめ、ポツポツと話を始めた。
今までの事、昔のことを。
『セブルス君、今度君の部屋にある蔵書を見せてほしい。
調べたいことがあってね。』
｢…構わないが聞いても？｣
『私の杖の素材、《不滅華》について。』
｢載っているとは思えないが…私も手が空いてる時は見ておこう。｣
『セブルス君、脱狼薬作ったりで忙しいだろうから無理しないでね。』
｢！…ああ。｣
お互い気持ちを伝えず、このままの心地良さに浸っていた。
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作者名：サクサクパンダ | 作成日時：2023年11月15日 11時
