不滅華 (ページ34)

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空気を読んだのか天然なのかロックハートが2人の間に立ち、終了を告げながらあーでもないこーでもないと言い始め、生徒同士のお手本をとなり、スネイプからの提案でハリーとマルフォイの組み合わせという物語通りの進みになった。

Aがスネイプに杖を返すとひったくるように取ってマルフォイの傍に寄った。

Aがみんなの元へ戻ると

｢お疲れ様｣
｢凄かった！｣
｢流石ダンブルドア家！｣

と言われつつ、ハーマイオニーおロンの元へ向かった。

｢杖無し魔法ができるなんて…貴女、本当にすごいわ｣
｢魔法界でも数人だけらしいのに君って…！｣

えへへとAは照れた。

2人にハリーの応援しよ！と言うと2人はそのまま応援に集中し始めたのでAはそっと集団から離れて進行を静観し始めた。

ハリーのパーセルタング発覚。

本当だったら味方して、守ってあげたいと思ったが、パーセルタングは物語のキーの一部。改変に繋がることは避けたかったAはそのまま見ているだけで耐えていた。

それから数日後、ハリーのパーセルタング発覚に繋がったグリフィンドール寮のジャスティンとほとんど首なしニックが石化して発見された。

(見ているだけしかできないなんて…)