不滅華 (ページ31)

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ある日、校長室で杖無し無言呪文の訓練をしている時、ダンブルドアから聞かれたA。

｢Ms.グレンジャーたちとおらなくて良いのかの？｣

『この世界で出来た初めての友達だから居たいけど、手出し口出ししたくなっちゃうからね。
そうした場合、おじいちゃんは…アルバスは私たちを引き離すでしょ？』

と笑って返した。

｢今回も"知って"おるのか？｣

『…変わってなければ、最期も。』

先程の笑みは消え、オッドアイの瞳が暗くなっていた。

去年は改変されていた。
そして消えるはずだった命を救った。
ということは今回も変わっているだろうとAは不安になっていた。

『うん、だから私が強くならなくちゃね。』

自分の中の不安に言い聞かせるように言葉にした。

ダンブルドアは優しくAの頭を撫でた。

ダンブルドアとの訓練が終わり校長室を出ようとした時、マクゴナガルが校長室に入ってきて｢Msグレンジャーが…｣といい医務室へ向かうことになった。