不滅華 (ページ17)

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『わかった。おじいちゃん、待ってるね。』

といいもう一度チラリと鏡を見た時

『!?…か、変わった。…ふふ、おじいちゃん帰ろ。』

そこに映っていたのは成長したAと黒い彼だった。

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翌日、Aはスネイプの部屋の扉を叩いていた。

『教授、見ていただきたいものがあるのですが…』

Aがそういうと扉が勝手に開いた。

中でスネイプがソファーへ座れと顎で指示していたのでAはソファーへ座った。

『これなんですが…』と持ってきた品をテーブルに置き包みを開ける。
中に入っていたのはクリスマスにクィレルから送られた髪飾りだった。

スネイプはチラリと見て杖をソレに向けブツブツを呪文を唱えた。

｢服従の呪い、幻覚・幻聴の呪い、体力・魔力消耗の呪い…ここまでのものはなかなか。Msダンブルドアは誰かに恨まれることでもされましたかな？｣

スネイプは魔法で包みをしまいながら言う。
苦笑いをしながらAが、

『まぁ…恨まれたんでしょうね。殺気すごかったですから。』

｢誰に恨まれてる…｣

スネイプは眉間の皺を深くしAを見ながら言った。

隠してても仕方ないと降参状態でAは答えた。

『クィリナス・クィレル』

『見て下さってありがとうございました』と部屋を出ようと扉に向かった時、Aの体がフラっと傾いてそのままその場に倒れた。

｢A！！！｣

スネイプが抱き起こし上半身を抱えるようにし様子を見るがAはピクリとも動かなかった。