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「もう、やめな〜〜？？」
白石に止められた2人は山賊を木に縛り上げた
「ヤダねぇ戦争帰りは暴力的で」
『は？お前何もしとらんやないか』
「いやそうだけど！Aちゃんが1番怖かったからね！？」
「私も…少し怖かったぞ…」
『ごめんね！？アシリパさんっ』
少し怯えた顔をするアシリパにAは眉を下げ謝る
「Aの脅しは精神的にやられるな」
「Aも本当に戦争帰りなのか？」
驚いていたキロランケに戦争への経緯を軽く話せば、納得しAに向かって微笑んだ
「若いのにAは凄いな」
ぽん
『！』
突然撫でられる頭に驚いた
だが、何故か全く嫌な気がしなかった
それよりも褒められたことに照れてしまい目が泳ぐ
初めて他人に頭を撫でられ褒められた
こげん嬉しかもんなんか…！
泳いでいた目線はニヤつく杉元の目線と重なる
一瞬で真顔に戻り杉元を睨んだ
『…お前は絶対するなよ』
「何でそうなるんだ…」
杉元は眉を顰め頬を膨らます
『そういえばキロランケさん。さっきの手投げ弾は？』
「さっきのは火薬を少なめに調節してある。俺は工兵でね。二〇三高地では即席の手投げ弾を大量に作ったり…ロシア軍の堡塁に地面を掘って近づいて爆破したもんさ」
「成る程、頼もしい道連れが出来た」
『私に火薬の扱い方を教えてくれますか？』
「勿論だ。Aは勉強熱心だな」
『出来る事が多いのに損は無いですから』
杉元とアシリパは何だか楽しそうなAをほっこりしながら眺めた
「…っ……先を急ぐぜハイヤーー！」
白石はキロランケに笑顔を向けるAを見た途端に道産子に鞭を打ち1人先に駆け出したのだった
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げん(プロフ) - おパブロで。さん» ウホッ！嬉しすぎます！ありがとうございます！お陰で妄想が捗りますッ更新頑張ります！ (2022年10月24日 0時) (
レス) id: 07dac0a979 (このIDを非表示/違反報告)
おパブロで。 - ウホ？ウホホッ？（発作）これまた良小説が…、設定から何から大好きすぎるのだよ…更新楽しみ過ぎて吐きそう…ッ (2022年10月13日 20時) (レス) @page9 id: e2ea27c298 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：げん | 作成日時：2022年10月8日 0時
