世界はとまる6 (ページ11)

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会議は一先ず纏り、雄英生だけが1階のフロントへと集まっていた

ヒーロー達は上でまだ話している

ビッグ3とA組4人はお互いの出来事を話した

切「…そうか、そんな事が……悔しいな…」

麗「デクくん…」

蛙「…ケロ…Aちゃん」

Aは1人で少し離れた所で黙って座っていた

チン

そんな中エレベーターの音がして、相澤が降りて来た

相「…通夜でもしてんのか？」

蛙「先生！」

相「あ、学外ではイレイザーヘッドで通せ。いやァしかし…今日は君達のインターン中止を提言する予定だったんだがなァ…」

「「「！！」」」

切「え！？今更なんで！！」

相「連合が関わってる可能性があると聞かされたろ。話は変わってくる」

相澤は緑谷を見た

相「ただなぁ、緑谷。お前はまだ俺の信頼を取り戻せてないんだよ。残念な事にここで止めたらお前はまた飛び出してしまうと俺は確信してしまった」

相澤は緑谷の前にかがみ、目を見つめる

相「俺が見ておく。するなら正規の活躍をしよう緑谷…。分かったか問題児」

相澤の言葉を聞いて、天喰と波動は口を開いた

天「ミリオ…顔を上げてくれ」

波「ねぇ私知ってるの、ねぇ通形。後悔して落ち込んでてもね、仕方ないんだよ！知ってた！？」

通「…ああ！」

緑谷と通形は後悔を飲み込んだ

相「気休めを言う。掴み損ねたその手はエリちゃんにとって必ずしも絶望だったとは限らない。…前を向いていこう」

緑「はい！！！」

緑谷の気合いの入った返事が聞けた相澤は、離れた所に座ってるAを見た

相「…あいつはどうだ？」

緑「その…話しかけてもダメで…」

蛙「かなり落ち込んでるわ…」

相「そうか」

相澤は１つ息を吐き出し、Aの元へ移動した

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