幸せの形 〜ARSと生活〜

★第9話★ ページ10

私は宿題があったため、自分の部屋に戻った。

あ)くそ。。わかんないよ；

私は数学が大の苦手だ。
関数とか言われてもさっぱりわからない。

あ)んー・・・

翔)どうしたの?

お風呂上りの翔が部屋をのぞいた。

あ)『きゃぁぁぁ///』


その姿は反則だよぉ!!


あ)え、えと・・わからないとこがあって；

翔)え?教えようか?

あ)え!?

まさか翔に教えてもらえるとは夢にも思わなかった。

あ)じゃ、じゃぁお願いします・・・!


翔の教え方は先生以上に上手だった。
あんなに大嫌いだった数学がすごくわかりやすくなった。


あ)本当にありがとう!助かったー!!

翔)どういたしまして＾＾またなんかあったら遠慮なく言って＾＾

そういって部屋から出て行った。

あ)ふぅ・・・

1人になった部屋で、私は考えていた。
これからのこと、みんなについて・・・
そうしているうちに、深い眠りについた・・・


雅)Aー、朝だよー?

あ)おきました!!

私は急いで制服に着替え、リビングへと向かった。
テーブルの上の朝ごはんは・・・
焦げたスクランブルと、真っ黒なパン。

あ)え・・・?

翔)ごめん!今日オレが作ったんだけど、失敗して・・・

目の前にはしょんぼりした翔くんがいた。

和)翔ちゃん料理へただもんねｗｗ

潤)だぁらオレが作るって言ったのに!

翔)だって!!Aに作ってあげたかったんだもん!

あ)え!?


嘘・・・翔が、私のために・・・
やばい心臓が・・・ッ!
昨日から私変だよ・・・///


あ)いただきます!

私はこげたものを普通に食べた。

翔)あ、無理しなくていいよ?

あ)全然大丈夫!おいしいよ＾＾

和)僕らも食べますか＾＾

智)いただきまーす!

翔)みんなぁ・・・(泣)

あ)ごちそうさまでした!

翔)お、おなか大丈夫・・・?

あ)全然＾＾いってきます!!

皆)いってらっしゃーい♪


家を出て私は思った。


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翔が好きになったんだ・・・

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