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慧「おっはよぉ山田!」
涼介「っ耳元で叫ぶな!朝からなんなんだよ!」
毒舌に聞こえるけど
肩に回された腕を振り払おうとしない。
そのいつもどおりの様子に
さっきまでの鼓動も少し落ち着いて
目があった涼介に話しかける。
「おはよ、涼介!」
涼介「ったく、朝からうるせーっての。Aおはよ」
雑談をしながら改札を通って
定時の電車に乗り込む。
混み合う車内ではつり革やポールを
運悪く掴めなかったりすると
バランスが取りづらくて最悪。
ブレーキに耐えようとした体が
すこしよろめいた瞬間
私の手を引いたのは涼介。
涼介「危ねーから掴まってな」
そう言って自分の肩から腕にかけてを私の方に向ける。
「ありが----」
慧「涼介くんかっこいい!掴まっていいのぉ?」
ふざけた調子で
私に差し出されたはずの涼介の肩に掴まろうとする慧くん
涼介「いや、気持ち悪いわ!」
心底嫌、みたいな顔を作ってるけど
若干口角が上がってる。
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nimo(プロフ) - 月夜見(つくよみ)さん» コメントありがとうございます!同じ人が大好きな仲間としてこれからも全力応援しましょう!更新頑張ります(・∀・)! (2021年9月16日 9時) (レス) id: 36636983cf (このIDを非表示/違反報告)
月夜見(つくよみ) - 初めまして!私も伊野ちゃんが好きな人間です!主さんの書かれていらっしゃるこの小説、迚大好きです!これからも更新頑張って下さい!!応援してます! (2021年9月14日 16時) (レス) id: d122e2db49 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:nimo | 作成日時:2021年8月13日 20時