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『でしょ？』
会場にいたことを彼から言うってことはネガティブな印象では無いってことだろうし、ニコニコと私を見ているジェシーにシラを切るよりも正直に答えたほうが楽になると思った。
「うん…… いたよ。」
『AHA！やっぱりー！てことは、アンコールのときに俺が指差してウィンクしたのも覚えてるよね？』
オーバーリアクションすぎるってくらいに手を叩いて笑ってるジェシー。そんなことより記憶力に驚いた。
「うえぇ！？そこまで覚えてるの！？すごい。
私はもちろん覚えてるよ。ほんの数秒だとしても私だけの時間だと思ったら今でも興奮する。今も格好良いのは当たり前なんだけど、あのときのジェシーは本当に格好良かったの。沼だ…って思ったもん。」
『HAHAHA！そんな俺格好良かったのか〜。でも、俺も同じくらいAちゃんのこと可愛くてキレイなコっておもったんだよね。だから立ち止まって沼らせちゃった☆』
口を尖らせて、憎らしさ2:可愛さ8の上目遣いのキラキラおめめでこっちを見てきたジェシー。
『でもさ、なんで今まで内緒にしてたの？俺が言うまで言わないつもりだった…？』
「い、いつかは…とは思ってたよ！
でもファンクラブも入ってないような私がコンサートは友達の誘いで行けることになって、たまたまあの神席でファンサを貰えた運の良い人間だっただけで、また会えてこんなに仲良くなると思わなかったの。
”ファン”としてじゃなくて”友達”としてジェシーを知りたかったし、結果仲良くなればなるほど言うタイミングは逃してるし、端からバレてて笑っちゃうね。隠しててごめんね。」
『うん、、
可愛いね、ほんっとーに！Aちゃんは可愛い。』
へ？と返ってくる言葉が的外れ過ぎて腑抜けた声が出てしまったが、言った彼は真剣なようで、私の手を取って指を絡めてきた。
『俺のこと知りたいって、色んなことを考えてくれてるAちゃんが可愛くて仕方ないんだよ。』
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sac(プロフ) - なななさん» コメントうれしすぎます😭❤️うおお、更新がんばります！ (2023年2月2日 17時) (
レス) id: 3f24975c71 (このIDを非表示/違反報告)
ななな(プロフ) - ほんとに面白しキュンキュンします>_<♡ 次の更新楽しみに待ってます💞🎶 (2023年1月31日 0時) (レス) @page15 id: 80751a219e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：sac | 作成日時：2023年1月17日 16時
