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『さっきごめんね、いきなり抱きついて』
急にAが嫌だったらどうしようって戸惑って謝ると
「これからいつも謝るの？」
『嫌じゃなかった？』
Aはケロッとしていた
「ドキドキしただけ」
『そう？じゃあもう聞かないし謝らないよ？』
「うん」
擽ったい…恋するってこんな擽ったいんだっけ？
サヤが言うように、恋に恋する感覚だろうか？
「でもコーヒーカップルって…デートカフェしか出来ないね」
『じゃあ韓国と日本のカフェ制覇しなきゃ』
2人でSNSを見ながら話していると
1つの書き込みに目が止まった
'この2人学生恋愛か？って位純粋すぎて反対する気も失せるわ
スニョンはAちゃんの前では虎にならないの？'
『これって応援してくれて…るんだよね？』
「虎になるの？」
『なるに決まってるでしょ！』
少し茶化してきたAに軽くキスをした
みんなが思う程純粋でもないし、俺だって男だし
『Aのファーストキスもらったもんね』
「え？」
『仕事じゃないキスは俺が初めてでしょ？』
そう言えば顔を赤くして枕で叩いてくる
「スニョンズルいよ」
『何が？』
「これじゃ虎じゃなくて狼だ」
『男はみんな狼なの！好きな人にはキスしたいの！』
胸を張って言えばAはまた枕で叩いてきた
「本当…スニョンはズルい…」
だって会いたい時に会えないんだから
そんな時間とか気にしてられない
少しでもAが俺を意識してくれるように
Aの頭の中が俺でいっぱいになるように
『ちゃんと…キスしていい？』
そう言ってもう一度Aにキスをした
さすがに泊まる訳にはいかないと思って宿舎に帰ると
エレベーターでジョンハンヒョンと一緒になった
JH『出掛けてたの？』
『あ、彼女と会ってた…ヒョンも？』
JH『うん…なぁ、スニョン大丈夫なんだよな？』
『何が？』
ヒョンは多分心配なんだと思う
『ヒョン、Aの事どんどん好きになってくんだ…変かもしれないけど今は感謝してる』
JH『感謝？』
『こんな風になってなくても俺はAを好きになってたって思うから…』
JH『そっか、ならいいんだ…お前が無理してないならそれでいい、ちゃんと紹介しろよ？』
『うん、ねぇヒョン…ユイヌナとの初めてのキスっていつ？』
JH『は？付き合う前に宿舎でしたけど？』
『え？そうなの？ヒョン…やるね』
JH『内緒だかんな！』
やっぱり男は虎より狼だ
.
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はな(プロフ) - mkinspritさん» コメントありがとうございます。読んでもらえるだけで私は嬉しいので、これから暇な時には読んでいってやって下さい。ホシくん初めてなので、上手く書けなかったら…許して下さいね！ (2021年1月3日 2時) (
レス) id: 1f6dba33e1 (このIDを非表示/違反報告)
mkinsprit(プロフ) - はじめまして^_^いつも楽しく読ませていただいています！はなさんのお話の展開力にグイグイ惹かれます！ホシくんのこのお話もこれからが楽しみ過ぎます。連載、はなさんが書きながら一番楽しみながら頑張ってくださいね^_^ (2021年1月3日 1時) (レス) id: 2a8565ccfe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はな
| 作成日時：2021年1月3日 1時
