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前回の用事を終え、蛍とパイモンと合流したリアンはパイモンにこっぴどく怒られながら、リサの元へ向かう

紫色のハットに見え、近づくと


「あら、可愛い子ちゃん。」

「危ないのに手伝ってくれるなんて、感激だわ。」


嬉しそうに微笑むリサ

「何か解らない事があったら、お姉さんに聞いてちょうだい。」と伝えると蛍は間を少し開け口を開く


「どうして図書館司書が遺跡に…」

「あら、いい質問ね。」

「それはもちろん、ジンがわたくしを信頼してるからよ。」


「だから、あなたたちもお姉さんを信頼していいのよ」と微笑んで告げた

大人特有の余裕の雰囲気に蛍は女子でありながらもリサの微笑みに頬を少し染めると


『そろそろ、行こうぜ。早く風魔龍から遺跡奪おう。』

「?…おう!そうだな!」


いつの間にか遺跡の扉の前に立っていたリアンはそう告げると疑問符を浮かべつつもパイモンは賛同しリアンの元へ向かい

リサの微笑みに頬染めていた蛍もパイモンと同じく疑問符を浮かべつつも2人の後を追い、

事の発端に近いリサは「あらあら、青春だこと」と小さく呟いた

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作者名:菊春 | 作成日時:2021年6月6日 14時

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