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(キ、キ、キ、キスされたぁ…！？)
私はおもわず彼の唇が触れた額を両手で押えてしまった
顔に熱が帯びるのが分かる
龍｢顔真っ赤だよ？｣
って不敵な笑みを浮かべながら言う彼はなんて意地悪なんだろうか
(全然イメージと違って心臓がもたない……)
『り、龍斗くんはいつも私にこんなことしてたの…？』
龍｢うーん、逆の方が多かった気がするなぁって言っておこうかな、｣
なんて口角をあげて言いながら腕時計を見る彼を見てこちらが恥ずかしかった
龍 ｢もうこんな時間か
あっ、スマホに入ってるこのカレンダーのアプリで俺たちの仕事のスケジュール分かるよ ｣
『あっ、ありがとう
確認しておくね…！』
龍｢うん、じゃあまた来るねA｣
って言いながら大きな手を振ってくれたので
私も
『じゃあね、龍斗くん』
と手を振り返すと優しい笑顔で病室を出ていった
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作者名：実 | 作成日時：2021年9月11日 11時
