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「僕の仕事は歌い手って言って…」
『歌い手…?』
歌手のことかな?
「歌った曲をネットに投稿してるんです」
へぇ、そんな仕事があったんだ…。知らなかった…
「それで、あの人たちはその…僕のファン…と言いますか…リスナー…と言いますか…」
あ!なるほど!
ファンだから追いかけてたのか!
「前まではあまりなかったんですけど、僕がコンビニの近くをウロウロしてるってバレてしまって…」
『え…』
「今日もそれで見つかって…逃げてたんです」
そんな事が…
『…大変ですね』
こんな言葉しかかけられなかった。私は経験したことないことだから、どう言っていいのかわからなかった
「あ!」
いきなり相川さんが大きな声を出した
『どうしたんですか…?』
「…コンビニより少し距離がある…リスナーじゃない…そしてなにより…」
ボソボソと独り言を話し始めた
本当にどうしたんだろう…?
「あの!」
ビクッ
『は、はい』
相川さんは
「しばらくの間ここに住ませてくれませんか?」
爆弾発言をした
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あめあがり*(プロフ) - 読ませていただきましたが、とても面白かったです!応援してます(* ´ ▽ ` *) (2018年2月3日 22時) (レス) id: da3e9b76ae (このIDを非表示/違反報告)
ちーちゃん - 作品読ませていただきました!とってもいい作品で、徐々に関係がふかまっていく感じがとっても素敵です♪続きを楽しみにしてます!頑張って下さいね!(⌒0⌒)/~~おう応援してますっ! (2017年8月23日 12時) (レス) id: b018cf85ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:坂見 | 作成日時:2017年5月20日 17時