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入隊審査という場において、なぜか私は見知らぬ人と対決をすることになってしまっていた。
いやあね、言い返したのは良くなかったと思うよ?だって女子はだめっていう所に知らないとはいえ入って来ちゃったのは私だもん。
でもさ女だからどうのこうのっていうのはカチンときちゃった訳ですよ。…まあ私が悪かったんだけど!!!
「先に1本とった方を勝者とする。
じゃあ2人ともそれぞれの位置につけ。」
仕方ない、やるしかないかぁ…
「それでは、構えて______
_______始め。」
ぱぁん
こんなもんかな。
「「………は?…なんだ今の……
というか、あの速さはなんだ…!?」」
「っ、そこまで。勝者、一ノ瀬。」
『ありがとうございました。』
そう言って私はお辞儀をした。
挨拶は大事だもんね。
勝負を仕掛けてきた相手は、今の一瞬の出来事についていけてないようだった。
軽い放心状態?ってやつになっていた。
「ヘェ…こいつぁおもしれぇ。
土方さん、こいつの相手俺にさせてくだせぇ。」
「総悟っ?!」
「こいつなかなかにおもしれぇ、手合わせしてみたくなっちまいやした。」
「お前なぁ…」
「まあまあまあ、そう言わずにやらせてくだせぇよ。お前もやってくれるだろぃ?」
『はい、私は別に構いません。』
「そうと決まれば、ほら位置についたついた。
土方さん、合図頼んまさぁ。」
「ほんとにお前は… 仕方ねぇな。」
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作者名:時咲 | 作成日時:2021年4月24日 17時