ヒマナンデス ページ34
伊野尾side
薮｢おーい、伊野尾｣
声をかけられ振り返るとドアの前に立っていたのは手を上げている薮と光
伊｢薮ぅ！光ぅ！来てくれたんだぁ！｣
タッタッタと薮たちに近寄ると薮はポンッと私の頭に手を乗せた
薮｢当たり前だろ、お前だって俺たちのクラス来てくれただろ？｣
伊｢ふふっ、ありがとぉ」
ナデナデと薮は私の髪を撫でてくれた
嬉しいけどそろそろ光が嫉妬しちゃう
私はプイッと顔を逸らす
伊｢頭撫ですぎぃ！｣
薮｢ふっ、はいはい｣
伊｢じゃあこっちへどーぞぉ｣
2人を連れて空いてる席に案内する
席につかせると光の耳に口を近づけボソッと言った
伊｢大丈夫、薮ぅは光の物だから｣
八｢っ！！///｣
光はビクッと肩を上下に跳ねさせた
八｢い！伊野ちゃん！！///｣
伊｢えへへぇ｣
薮｢何話してんだよ｣
伊｢秘密ぅ
二人とも何にするぅ？」
薮｢じゃあ俺コーヒー、ブラック｣
八｢私はパンケーキのクリーム多めの奴｣
伊｢はぁい｣
注文を裏方に回す
今気がついたけどお客さんが少なくなってきたなぁ
客足が止まっちゃったみたい
私は薮たちの前に行き、話しかけた
伊｢薮ぅ、光ぅ
この後どこいくのぉ？｣
薮｢この後は外の方行ってみようかなって思ってるけど
伊野尾、こんな所で無駄話してていいのかよ？」
伊｢いいのぉー、どうせ客来ないし｣
八｢だからってサボっていい理由じゃないだろ｣
確かにそうかも
光も2人っきりを邪魔しちゃ悪いし
でもつまんないだもん
大ちゃんは裏方だし、客はあんまりいないし
伊｢うぅん、やっぱり話すぅー！｣
すると教室の3分の一を仕切っている裏から揉めている声が聞こえた
よーく聞いてみると大ちゃんの声が聞こえ
有｢うわぁぁぁぁぁあああああ！！｣
最後に大絶叫をして連れられてしまった
八｢な、何だったの？｣
伊｢分かんない・・・大ちゃん何かしたのかなぁ｣
薮｢失敗かなんかだろ｣
うん、大ちゃんならそうだ←
薮たちとゲームの話で盛り上がっていると
ドアの向こうから何か揉めている声
有｢いやだぁぁあ！俺は絶対出ない！！｣
モ｢お前そこまで着替えといて何言ってんだよ！｣
有｢いやだってば！あっ！！｣
ドンッとドアが開けられて入ってきたのはクラスの男子・・・と
伊｢ほ、ぁ・・・///｣
恥ずかしそうに出てきたのは
フリルいっぱいの白エプロンに黒いスカートのメイド服
可愛いにゃんこの耳に尻尾
つまり私と同じ格好をした
大ちゃんだった
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鈴羽筒井(プロフ) - この続きが気になります!!続編を早くみたいです更新待ってます！ (2017年2月26日 7時) (
レス) id: f3691ed70c (このIDを非表示/違反報告)
駄目者みゆぞう(プロフ) - とても面白いです！！更新待ってます！ (2017年2月5日 14時) (レス) id: dd5f97c69e (このIDを非表示/違反報告)
有山さき(プロフ) - 大好きです！！更新待ってます！！ (2017年1月31日 0時) (レス) id: 3184f5422b (このIDを非表示/違反報告)
やぶんぶん*. - 更新待ってました！！続編公開されるの楽しみに待ってます！ (2017年1月4日 20時) (レス) id: 8e8648704a (このIDを非表示/違反報告)
あーりー大好き - 更新ありがとうございます！！\(☆∀☆)/めっちゃ叫びそうになりました 他の小説も更新ありがとうございます。今年1年、たくさんのキュンキュンをありがとうございます。お疲れさまでした。来年も、楽しみにしています！ (2016年12月31日 19時) (レス) id: 124371570f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蟻岡大貴
| 作成日時：2016年1月12日 13時
