●僕が僕じゃないみたいだ*＃14 ページ44
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森本「よかった〜〜〜！！！」
『ゔえっ』
翌日、一番迷惑をかけた慎太郎にはとりあえず辞めないことは伝えた。
そしたら相当心配してくれていたのか、いつの間にか大きくなった体にギュッと包まれた。
森本「で？きょもとはどうなったの？」
『どうとは？』
森本「あれ、付き合ってないの？」
『なっ…！』
急に何？！話飛びすぎじゃないか？
きょもとは一応付き合っていることは周りには隠そうと話し合った。そりゃそうだ、デビュー前のジャニーズが恋愛してるなんて知られたら普通にヤバい。
それなのに、慎太郎は「まさか付き合ってないとかないよね？」なんて意味不明なことを言っている。
あれ、そんなもんなの？！そんなに軽い？！
『………付き合った』
森本「だよね〜！よかった！！」
『……幻滅しないの？』
森本「なんで？するわけないじゃん」
慎太郎曰く、「むしろいつ付き合うのか焦れったくてムカついてた」らしい。そんなに私たちわかりやすいのかな。
慎太郎の優しさに、こっちまで嬉しくなった。
✦
付き合ったからといって特別なにか変わるわけでもなく、今まで通りの私たち。まあ、あえていうのなら私が彼を大我と名前呼びをするようになったことくらい。
それに加えだんだんと仕事も増えてきて、最近はドラマの出演が決まった。
ドラマ名は私立バカレア高校。
メンバーもわりと仲良くしてた人たちばかりだったから、結構楽しい。
京本「Aの男装マジでかっこいい」
『恥ずかしいからやめて』
田中「Aちゃん学ラン似合いすぎ」
『やめろ』
本来男装してる女子なんていないのに、「Aちゃんならいけるっしょ！」みたいなノリで普通に男装ではないれっきとした男子メンバーとして演技をすることになった。
喜んでいいのか正直分からないが。
京本「スカートも見たかった…」
『そんなの学校の制服で着てるじゃん』
京本「そうじゃなくて！違う制服を見たいの！」
『意味わかんねえ』
大我と付き合ってからは気持ちに整理がついて、笑顔でいることが多くなった。
今では大我や慎太郎以外にも仲良くしてくれる人たちがいるからもっと楽しい。
付き合い始めて２年経った、そんな2012年のこと。
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ティー(プロフ) - 紺さん» くあ〜〜！！嬉しいですッ！！！！しかも最初から読み返して下さったとは......有難いです(；；)次章も頑張ります！ありがとうございます。 (2021年5月6日 21時) (
レス) id: 044bba1da0 (このIDを非表示/違反報告)
紺(プロフ) - つい最近一番最初から読み返したばっかりだったから、伏線回収されてるのちゃんとわかりました！！次の章も楽しみにしてます〜！ (2021年5月6日 14時) (レス) id: 3408c8acc6 (このIDを非表示/違反報告)
ティー(プロフ) - maru05032さん» またコメントありがとうございます！無事合格できて良かったです(；；)時間ある時に書いて、更新していきますね。これからもよろしくお願いします。 (2021年4月23日 14時) (レス) id: 044bba1da0 (このIDを非表示/違反報告)
ティー(プロフ) - すーさん» お待たせしてしまってすみません(；；)今頭の中京本くんだらけなので(笑)更新頑張ります！ (2021年4月23日 14時) (レス) id: 044bba1da0 (このIDを非表示/違反報告)
ティー(プロフ) - ひなたさん» ひなた様お久しぶりです。また書けるようになったので更新していきます！お待たせしてしまってすみません(_ _) (2021年4月23日 14時) (レス) id: 044bba1da0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ティー
| 作成日時：2020年5月15日 9時
