●催眠術＃2 ページ29
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京本 side
座っているAに対し、その目の前でただ立っているだけの俺。Aが目を開けたら、腕を広げてそこで待っていればいいらしい。
催眠術で眠るように目を瞑っているAは、やっぱり綺麗な顔をしている。
そんな彼女に十文字先生は「あなたは恥ずかしさも何もかも全部捨てて、ただただ愛しな大好きな人に甘える時間です」なんてAの肩を掴みながらツラツラと言葉を発している。
要するに、三秒後にAは俺に抱きついてくるってことでしょ？ふふ、最高じゃん。
十文字「ひとつ、ふたつ、みっつ。はい、おはようございまーす」
『………えっ、』
目を開けたAは俺を見るや否や固まってしまった。その直後頬が徐々に紅く染まっていき、「ヤバい！！！！」と叫びながら顔を両手で覆ってしまった。
なにそれ、かわいすぎるんだけど。
『あ"ーーーーーーーーもう！！！！』
京本「んふ、かわい」
イヤイヤ言いながらも俺の元へ飛び込んできたAに思わず本音が漏れる。
あーーーマジでかわいい、そりゃハグする時はたくさんあるけどAからってのが大事だから。超レアだからマジで。
それだけでも十分なのに、先生はまたAに催眠をかけた。「俺と見つめあったら普段言えないようなことも言える。言ったら幸せになれるよ」的な感じだった。
流れるように俺に顔を向け至近距離で目が合うと、ふふっと笑いながらまたヤバいって言うAに、俺もまたかわいいって胸がキュンとする。
『あーー！！ヤバい！！！好き！！！』
京本「んえっ？」
十文字「どう？言っちゃえば幸せになれるよ？」
どんどん言葉でAに催眠術をかけていく先生に、Aは今までのツンツンした態度とは一変していた。
『大好き』
京本「………！」
『大我しか見えないくらい大好き』
京本「あーーー待って、ヤバい……」
これ頼んだの俺だけど、心臓に悪すぎる。急に名前呼びとかずるいし、笑顔で大好きなんて言われたら我慢できなくなるじゃん。
そんな俺の邪な感情は、先生の手を叩く音とともに終わりを迎えた。
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ティー(プロフ) - ひなたさん» いつも温かいコメントありがとうございます！毎回更新鬼遅くて申し訳ないです、、一日でも早く更新できるよう頑張ります☺️ (2022年10月5日 13時) (
レス) id: 100798e6ad (このIDを非表示/違反報告)
ひなた(プロフ) - 久しぶりです(๑•̀ㅁ•́ฅ✨定期的に見たくなって読ませていただいてます。毎回感動してます😭自分のペースで更新頑張ってください(๑•̀ㅂ•́)و✧ (2022年8月3日 20時) (レス) @page46 id: 554c15bc5e (このIDを非表示/違反報告)
ティー(プロフ) - ひなたさん» コメントありがとうございます！今も尚読んでいただけてとっっっっても嬉しいです！！！！これからも頑張りますのでよろしくお願いします(๓´˘`๓) (2022年6月1日 19時) (レス) @page39 id: 100798e6ad (このIDを非表示/違反報告)
ひなた(プロフ) - やっぱり面白いですね!いつも更新されると嬉しい気持ちでいっぱいです( ¨̮ )💕 (2022年6月1日 18時) (レス) id: 554c15bc5e (このIDを非表示/違反報告)
ティー(プロフ) - ひなたさん» 返信遅くなってすみません。いつもコメント頂きありがとうございます！！！今日からまた更新頑張ります*(°̀ᗝ°́)و (2022年6月1日 11時) (レス) id: 100798e6ad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ティー
| 作成日時：2021年5月6日 22時
