はじめての感覚 ページ12
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JK side
入学式を終え、帰る時間。下駄箱に靴を入れるのはまだ新鮮で、中学校でも同じことをしてきたのに変な気分だ。
どうせ特に用事もないし、ゆっくり帰るかと足を進めると、ある女子生徒が目に入った。
ポニーテールに高めの身長、美人だけど笑うとかわいいっていうのが第一印象だった。
JK「(……かわい、)」
柄にもなくそう思ってしまった。リボンの色が違うから、多分2年生。緑は確かそうだったと思う。
あんな先輩がいるなんて、いいな、なんて。
俺こんなこと思うようなやつだったっけ？
好きとは違う変な感覚。でも目で追ってるしかわいいって思うし、やっぱりこれは一目惚れなのだろうか。
JM「それは違うかもね」
翌日たまたま一緒になったヒョンと学校に行きながらそう聞いてみた。なんとなくだけど、恋愛経験豊富そうだし。
ていうか、一緒に登校とか久々かも。
JK「じゃあなんだと思いますか。あの人見るとかわいいって発狂しそうだし、目に入れても痛くないくらいかわいいんです」
JM「なんか怖い言葉聞こえた」
JK「？ なにがですか？」
JM「いや、…」
こいつまじか、って顔をされたけれどなんの事だか全然わからない。
JM「それさ、俗にいう推しってやつじゃないの？」
JK「……推し？」
JM「そ。よく女子たちがアイドルで騒いでんじゃん。それと一緒」
JK「…なるほど」
そう言われると納得する。 別に好きじゃないんだけど気になる存在。それが推しってやつなんだろう、きっと。
JM「…で？その先輩って誰？」
JK「名前はわかんないんです。でもヒョンと同じ学年で…………あ、」
JM「……、まって、あのポニーテール？」
JK「は、はい。え、朝会えるとかついてる。てかめっちゃかわいいやっば」
「まじかよあいつか」とビックリしているヒョンに、知ってる人なのか尋ねたらまさかの友達だという。しかもわりと仲がいいらしい。は、なんだよ羨ましいなムカつく。
JM「A、」
JK「へ？」
JM「あいつの名前」
A先輩、…よかった、名前を知ることができて。
俺もいつか呼べたらいいな。
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ティー(プロフ) - しおりさん» Twitterでバレンタインのお話を書きました！ぜひ読んでくださいね。また別のお話を番外編として載せますね！ (2021年2月16日 0時) (
レス) id: 044bba1da0 (このIDを非表示/違反報告)
しおり(プロフ) - ティーさん» 占ツクでもTwitterでもティー様の書きやすい方で大丈夫です！！楽しみにしています！！ (2021年2月10日 1時) (レス) id: 1b0e210448 (このIDを非表示/違反報告)
ティー(プロフ) - しおりさん» ネタ浮かんできたらぜひ書かせていただきます〜！ちなみに、それは占ツクにですか？それとも、Twitterにですかね？ (2021年2月9日 22時) (レス) id: 044bba1da0 (このIDを非表示/違反報告)
しおり(プロフ) - その後のお話とか希望です…！！ (2021年2月9日 20時) (レス) id: 1b0e210448 (このIDを非表示/違反報告)
ティー(プロフ) - Yellow8938さん» ありがとうございます！フォロー許可致しました。これからもよろしくお願いします！ (2021年2月9日 12時) (レス) id: 044bba1da0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ティー
| 作成日時：2021年1月20日 16時
