キイロとクロ5 (ページ43)

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『うまほー！！！』

食卓に並ぶおかずに目を輝かせて一番に身を乗り出す海人

、、、いや、もっと何、この状況

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少し前のこと

【お邪魔します】

Aママ「どうぞ～今日パパ遅いからね、気にしないでゆっくりしてね笑」

【あっはい笑】

Aママ「ご飯作るまでAの部屋で待ってて～」

「はあい、どうぞ～笑」

【どうも～笑】

部屋に入ると廉くんは

【えっ綺麗やん！】

って、意外にも整っている私の部屋にびっくりして声を上げた

「部屋は案外綺麗なんですー」

【てっきりめちゃくちゃ汚いと思い込んでたわー】

「ひどいなぁほんと」

【ふはっ笑】

廉くんは''今度俺んちAに掃除してもらおー''って言いながら、棚にある雑誌や漫画を物色し始めた

私、どこに座ったらいいんだろう

部屋に2人で、なんだか落ち着かない

悩んだ挙句部屋の端っこに座ると、廉くんは振り向いて口を開いた

【なんでそんなとこ座っとん笑笑】

「えっ、いや、別に、、、」

【なに動揺してんのよ】

少しずつ私に近づく廉くん

私はこれを予知してた

すると廉くんは動きを止めて

【なに変な想像しとん、なんもせんよ笑

てか、できひんわ笑】

って、私の頭をわしゃわしゃっと撫でた

何、私変なこと考えてたのかな、恥ずかしい、、、、

「別に、そんなんじゃないけど」

【A変態やなー】

「ちょ！違うから！」

【わーかったって笑、せっかくやし卒アル見してよ、海人もいるんしょ】

そう言う廉くんに私は中学の卒アルを渡した