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相談 ページ13

太宰side

「失礼します」

「やあ、太宰君。どうかしたのかい?」

「Aちゃんの事で相談に来ました」

バレてからでは遅い。そう思った私は森さんに相談をしに来ていた。

「──成る程。中原君も勘づき始めている、か」

私は中也や部下の事を全て話した。

「はい。バレてしまうのも時間の問題かと」

「それではどうするんだい? ポートマフィアを辞めさせるかい?」

何かを含んだ笑い方。少しだけ気味が悪かった。

「それを相談しにきているんですよ」

(わっち)は反対じゃ」

「姐さん、何処から現れたんですか…」

「癒しが無くなるじゃろう」

紅葉姐さんは、ゆっくりと歩いてくる。

「姐さん…それって自分の為であってAちゃんの為では無いでしょう」

姐さんは妖艶に笑う。ただ笑っただけなのに、美しい。

「まぁいいです。もう少し考えがまとまったらまた来ます」

そう云って私は部屋を出た。

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作者名:LUCA | 作成日時:2019年3月29日 21時

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